忍者ブログ

HAL’s Blog

気になったものを適当にまとめる趣味ブログ。 最近は主にPCゲーム。 PCでの閲覧推奨ですが、サイトデザイン変わり記事のリスト表示が崩れていて直せる気がしません。 コメントの名前入力も機能してないようです。

HDRはPS→PS2並みの進化を体験できるのにハードルが高い

今回はHDRについてです。

2019年10月の増税直後にノートPCからデスクトップPCに新調しました。
前のノートPC購入から3年くらい経ちそろそろ新しいPC欲しいなと考えていたところ、「増税直後ってむしろ安いんじゃないか」と思って調べてみたら本当に安かったので衝動買いしました(^^;


RTX2080SUPER(699$)搭載で税込みでも20万円以下!!
当初はRTX2070SUPER(499$)搭載で2万円安いPCを購入する予定でしたがそちらはSSD500GBで、SSD1TBになる価格差分安かったので画像のPCにしました。
もちろんCPUやメモリ等の構成にも依存しますが、増税前~2020年2月現在でも最安値クラスだと思います。
定価のない高額品は需要が落ちる時期が狙い目ですねー。


脱線しましたが、PC新調に合わせて4K&HDRディスプレイも購入してHDRデビューしました。
『FF15』でHDR体験したところ、まさに別次元の綺麗さで個人的にはPS1からPS2へ進化したときと同じくらいの衝撃!
ただ、HDRは実際に体験しないとその美しさが分からない上に、導入や設定もそこそこハードルが高かったため本記事でまとめておきます。

以下のサイトとかは結構分かりやすく解説されてるので基本はそちらを見て頂いて、本記事はもっと簡潔に個人的な備忘録的にまとめます。
参考:1,000nitの高輝度とHDRでゲームはここまで変わる! - PC Watch

1.HDRとは
2.HDRを見るために必要なもの
3.ディスプレイ規格は「DisplayHDR ***」が重要
4.付属ケーブルでの接続必須
5.ディスプレイ設定でHDRをオン
6.コンテンツ再生前にHDRオン




1.HDRとは

High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略。
一般的なテレビやディスプレイはSDR=Standard Dynamic Range(スタンダードダイナミックレンジ)。
ダイナミックレンジは表現できる明るさの範囲のことで、従来のSDRが100cd/m2(※)に対してHDRは100倍の10000cd/m2まで拡大している。
また、色深度(黒→白)の段階もSDRが8bit=256段階に対して、HDRは10bit=1024段階になっている。
(※)cd/m2=nitという単位が使われてるががなじみのない単位かつ製品仕様等でもcd/m2(カンデラ/平方メートル)が使われてるので本記事ではこちらを使う。


2.HDRを見るために必要なもの

PC(本記事はPCについてだけとする)、ディスプレイ、ケーブル、コンテンツ。

●PC
GeForce 900シリーズ以降のGPU搭載のPC。2020年に買うなら大抵対応してるはず。
corei7等のCPU内蔵Intel HD Graphics 620以降でも対応してるらしいがBIOS等のアップデートが必要みたいでハードルが高そう。
HDMI2.0a以降もしくはDisplayPort1.4以降の端子も必要。HDMI 2.0b以降が望ましい。

●ディスプレイ
「HDR ディスプレイ」等で検索して出てくるものなら大丈夫。
但し、後述する大事な規格があるのでそこを比較する。

●ケーブル
HDMI2.0a以降もしくはDisplayPort1.4以降。HDMI 2.0b以降が望ましい。

●コンテンツ
HDRに対応したゲーム、動画、BD等。
コンテンツ自体がHDRに対応してないとHDR上で見ても単に全体的に明るくなるだけ。


3.ディスプレイ規格は「DisplayHDR ***」が重要

ディスプレイ購入の際に色々比較してたら「HDR10対応」、「Dolby Vision」、「HLG」や「DisplayHDR 400対応」などの表示があってよく分かりませんでした。
結論から言うと「DisplayHDR ***」以外の規格は無視してOKです。

「HDR10」、「Dolby Vision」、「HLG」は簡単に言えばコンテンツ側のHDR収録規格。特徴は色々あるらしいですが対応してなくても普通の「HDR」ならどんなHDRディスプレイでも見れるはず。

対して、「DisplayHDR ***」(400/600/1000がある)はディスプレイそのもの性能規格。
HDRは明るさ表現を拡大してるので、輝度が高いほどきれいに表示できる。
「DisplayHDR ***」の数字がそのまま最大輝度となっていて、DisplayHDR400なら最大輝度400cd/m2、DisplayHDR1000なら最大輝度1000cd/m2となる。
一般的なディスプレイは200~300cd/m2らしい。

重要なのは販売されているHDRディスプレイのほどんどが「DisplayHDR 400」すら対応してないこと。
「DisplayHDR」の表示がないHDRディスプレイの性能仕様を見ると最大輝度250cd/m2だったりします。
要は「DisplayHDR」規格のないHDRディスプレイは一応HDRコンテンツに対応してるだけのHDRもどきディスプレイということです。

ちなみに、私は4K&HDRデビュー機としてLG社の27UL650-W(DisplayHDR400、約5万円)を購入しました。
楽天市場で「DisplayHDR400」を検索

また、「DisplayHDR1000」対応ディスプレイは2020年2月時点でごくわずかしか存在しません。
楽天市場で「DisplayHDR1000」を検索

PHILIPS社の436M6VBPAB/11(DisplayHDR1000、約6万円)は42インチと大きいので新PC導入時は見送りましたが、近いうちにテレビを処分してPCディスプレイ&テレビ兼用として購入予定です。


4.付属ケーブルでの接続必須

これは購入した27UL650-Wだけの問題かもしれません。
新調したPCのGPUであるRTX 2080 SUPERにはHDMI2.0bが1ポート、DisplayPort1.4が3ポートあったのでDP接続しようと思っていたら、ディスプレイの取説に「DP接続での動作は保証しない」「DP→HDMI変換での動作は保証しない」のような文言ありました。

おそらくDP接続でも表示はできるのでしょうが、4K&HDR目的で購入してちゃんと表示されなかったら意味がないので仕方なくHDMI接続することとしました。
しかし、配置の関係で付属のHDMIケーブル(1.5m)が少し届かない!
これも仕方なく別途購入していたHDMI 2.0bケーブルで接続したのですが、それが原因なのか稀に一瞬ブラックアウトする状況となっています。

さらに、取説には「HDMI接続で解像度3840×2160/60Hzを使用するには、HDMI ULTRA HD Deep Color の設定をオンにする必要があります。また、安定した画質で表示するため、必ず付属のHDMIケーブルまたは、HDMI認証を受けたケーブルの使用を推奨します。」という文言があるのですが、取説通りの手順でこれが設定できません。

Deep ColorやHDMI認証のことはよく分かっておらず、一応、現状でも4K&HDR表示はできるのですが、付属ケーブルで接続してない限りはディスプレイ性能を引き出しきれてない可能性があるということです。

不親切なのはこの情報(付属ケーブル接続必須&ケーブル長)が通販サイトの商品ページだけでなくメーカー製品ページにも載ってないことです。
他の製品も同様かは分からないですが、載ってなかったら避けようがないですね。。

とりあえずは4K&HDRディスプレイを導入する場合は付属HDMIケーブル(1.5m)で接続するつもりで購入した方がよさそうです。


5.ディスプレイ設定でHDRをオン

ディスプレイを接続してPCを起動しただけではHDR化されてません。
ディスプレイ設定で「HDRをオンにする」必要があります。

デスクトップ上で右クリック→ディスプレイ設定を開きます。


開いた画面の下の方にある「HDRのゲームとアプリを使用する」(赤枠)をオンにすればOKです。
オンにするとデスクトップ全体が明るく感じるはずですが、これはHDR化により輝度を拡張したせいで白ベースのエクスプローラー等の表示輝度が高くなったためです。
PCディスプレイとして普段使いするには目に悪いはずなので、通常はオフにしておくことをおすすめします。

また、おそらく複数ディスプレイ環境のせいですが、「HDRのゲームとアプリを使用する」が表示されない場合があります。


その場合は、この画面上で別のディスプレイ→HDRディスプレイと選択すると「HDRのゲームとアプリを使用する」が表示されます。
または、「Windows HD Color 設定」(赤枠)を選択します。


ここで「HDRのゲームとアプリを使用する」(赤枠)をオンにすればOKです。
また、「SDRコンテンツの表示」(赤矢印)のところでHDRオンでのSDRの見え方の調整もできます。
基本的にはSDRコンテンツを「HDRオン」で見ると全体的に明るくなる方向です。


6.コンテンツ再生前にHDRオン

ここからようやくHDR対応コンテンツである『FF15』を再生(起動)します。
まずは普通に起動です。


SDRでのロード画面。多くの方が目にしてるのがこの画質。
明暗がはっきりとある画像なのでこれを基準とします。

次に『FF15』を起動したまま「HDRをオン」にします。


HDRオンでのロード画面。画像では全く同じに見えますね。
実はその通りで、HDRディスプレイ上では全体的に明るくなったように見えますが、これは単にSDR画質をHDR上で表示してるだけの状態です。
そしてHDR中のスクショはSDRに圧縮されてしまうので、SDRと全く同じ画質になったということです。

最後に、先に「HDRをオン」にした状態で『FF15』を起動します。


これが本当のHDR!全体的に色が鮮やか。
スクショ画像だとSDRに圧縮されるので、明るい部分は白飛び、暗い部分は黒潰れしてますが、HDRディスプレイ上だと綺麗にグラデーション表示され、まさに別次元の美しさ

タイトル画面なんかはスクショだと圧縮されて分かりやすく白飛びします。


左側がSDR、右側がHDRのタイトル画面。
画像だとほとんど白飛びしてますが、HDRディスプレイ上だと当然綺麗に表示されています。
この美しさをお伝えできないのがもどかしい。。


HDR化の設定はなんとなくコンテンツ側に設定があると思っていましたが、先にHDRオンにすることでコンテンツ側が勝手にHDRで出力してくれるということですね。
HDRは実際に体験しないとその美しさが分からないので、「コンテンツ再生中のHDRをオン」にした状態をHDRと思ってプレイする恐れがありましたが気付けて良かったです。


HDRの導入は色々とハードルが高いですが、本当に別次元の美しさになる進化を体験できるので是非導入を検討してみてください。
HDRコンテンツを再生する前に「HDRをオン」にするのはお忘れなく。
ー2020/2/13




↓拍手頂けると更新の励みになります。

拍手[1回]

PR

コメント

コメントする