2017年のハロウィンセールにてSteamデビューして早1年経過しました。

それまでPCゲームは『アスカ見参』とブラウザゲームくらいしかやったことなく、まだまだSteam初心者ではありますが、Steamには数多くのメリットがあることが分かりました。
誰かにおすすめするにもメリットがありすぎて忘れそうなので、思いつく限りのメリットをまとめておこうと思います。

以降、私にとっての大きなメリット順に挙げていきます。
STEAMに限らずCS機と比べたPCゲームとしての利点も混ざってます。

1.MOD(チート)が使える

これがCS機にはない最大の利点。MODがあれば面白いゲームはより面白く、つまらないゲームでさえ面白くなったりします。
厳密には現行世代のCS機でもセーブエディタによるチートくらいはできるようですが、リアルタイムチートはPS3以降できなくなりました。これが一時期ゲーム離れしていた理由の一つだったりします。
余談ですが、私が初めてチートに出会ったのは初代PSの「チョコボの不思議なデータディスク」に入っていた公式チートセーブデータでした。チートのおかげでクリア済みゲームがめちゃくちゃ楽しくなったのはいい思い出です。

2.低スペックGPUでも遊べる

これは嬉しい誤算。2017年時点ではSteamをやる予定は全くなく、買い換え予定のノートPCのスペックを決めた後になんとなくGPU搭載モデルを選んだだけでした。
なので、GPUは低スペックなのですが、そんな低スペックGPUでも最新ゲームが遊べるのは大きなメリットです。まさか『FF15』が動くとは思いもしませんでした。
もちろん設定を下げる必要はありますが個人的にはそんなに気にならず、遊べるメリットに比べれば些細なことです。
関連記事:4年使ったノートPC(VAIO duo11)が壊れたので新PCを決定するまでのまとめ

3.ウィンドウモードで遊べる

これはPCゲーム全般ですね。フルスクリーンだとゲーム画面が常にアクティブになりますが、ウィンドウモードにすることでゲーム画面外でもマウスポインタが有効になります。
私はトリプルスクリーン環境なので、ゲームしながら動画見たりなど重宝してます。チート使うのもウィンドウモードが便利です。
まあCS機でもモニタをPC画面と並べれば同じことはできますね。

4.国産ゲー&日本語対応が増えている

これもかなり重要です。私がやりたいゲームはほぼ国産ゲームなので、それがSteamになかったらメリットはないに等しいです。
2大ゲームハードメーカーを擁する日本+通勤が長い日本国民はPCゲームをあまりやらないみたいなのでSteamの国産ゲーも少なかったようなのですが、ここ最近はe-スポーツの盛り上がりも手伝ってか大作クラスはかなりの割合でSteamにもリリースされるようになりました。

5.CS機本体よりも実質安い

これは私にとっての話です。2項でも書いた通り、元々買い替え予定とした10万円程度のノートPCにGPUを搭載したところ12万円弱くらいになったので、実質2万円以下でPS4程度のゲーム機を買ったのと同じだと考えています。
最新ゲームを最高画質でプレイできるPCをゼロから用意するとなると最低20万円くらいかかるのでそのためにPCを買うのはどうかと思いますが、普段からPCを使う人はCS機程度の追加出費でほとんどのゲームがプレイできます。

6.セールが頻繁にある&安い

ゲームの金額は数百円のインディーズからフルプライスまでピンキリですが、数年前の名作ゲームなんかを通常でもかなり安く買うことができます。
また、セール自体が頻繁にあり、年に数回ある大規模セール時は値引き率が半額以下になるものも多くとにかく安い!
まあ積むのは分かり切ってるのでめったに買わないですが( ̄▽ ̄;)
最近はPSストアなんかのセールも安いみたいですね。

7.ポイントで購入できる

これは『FF15』を買ったあとに知りました。Steamはアメリカ本社なので元々ドル建てでのクレカ払いだったようですが、日本語対応した際、色んなオンラインマネーで支払いできるようになりました。
その中に「Webmoney」と「nanacoギフト」があり、これらは大手ポイントサイトのハピタスからポイント交換することができるので、間接的にSteamゲームをポイントで購入できます。
ハピタスポイント地味に貯まってて、少額からでも交換できるのでおすすめです。
ハピタス
その買うを、もっとハッピーに。|ハピタス

8.ゲームの無料配布[18/12/8DMM追記]

どういうわけか有料ゲームが期間限定で無料配布されます。
極稀に過去の有名大作ゲームが無料配布されることもあり、その際はまとめサイトなんかでも取り上げられたりするのですが、積極的に調べるとかなりの頻度でゲームが無料配布されてます。
というわけで、この一年で私が貰ったゲームの本数を以下にまとめておきます。(これをカウントするのが本記事執筆の一番の目的でした)

STEAM(Valve社):87本(買ったもの&基本無料は除外してカウント)
説明不要のアメリカストア。STEAM上での無料配布の他、HumbleやIndiegala等のキー販売サイトでの無料配布もあるのでかなり多い。貰った『F1 2015』はいつかプレイしたい。
Uplay(Ubisoft社):4本
フランス大手メーカーのストア。貰った『ウォッチドッグス』と『アサシンクリードIV ブラック フラッグ』はいつかプレイしたい。
Origin(EA社):3本
アメリカ大手メーカーのストア。貰ったゲームでめぼしいのは『Dead Space』くらい。『バトルフィールド』のDLCも複数貰っているがノーカウント。
●Microsoft store:4本
説明不要のWindows標準ストア。めったに配布はないうえに、配布されたゲームも激安インディーっぽい。
Battle.net(BLIZZARD社):1本
アメリカ大手メーカーのストア。貰った『Destiny2』はプレイするかもしれない。
DMM GAMES(DMM.com社):6本(カウント漏れてたため12/8追記)
そこそこ有名な国内ストア。大作は少ないがDMMグループの各サービスのポイントが使えるのは魅力。貰ったのは『メモリーズオフ』シリーズ6本。
GOG(CD Projekt社):11本
『ウィッチャー』シリーズで有名なポーランドのDRMフリーゲームのみのストア。貰った『Shadow Warrior 2』はプレイするかもしれない。
itch.io:12本
DRMフリーのインディーズゲームのみのストア。ほぼプレイしないと思う。
GAMESESSIONS:1本
体験版のないゲームのお試しプレイができるストア。
Twitch:19本
ゲーム実況配信サイト。厳密には無料配布ではなくツイッチプライムに入会すると毎月数本ゲームが貰えます。Amazonプライムに入会すると追加料金なしでツイッチプライムにも入会できるので、私の場合はプライムビデオ目的でたまにAmazonプライムに入会した月にツイッチから貰ってます。執筆時点では退会中ですが、貰ったゲームはライブラリからインストールできそうです。

計142+6本!!!
わずか一年でこんなに貰えました!本記事執筆中もGOGで2本貰えました。
まあほとんどが日本語非対応だったり、数百円のインディーズゲームだったりなので基本的にはプレイしないものばかりですが(^^;
一度数えたかったのでいい機会でした。

関連記事:2年目のPCゲーム無料配布数カウント

9.世代交代を気にする必要がない

何気に重要。PS4に後方互換がないのは非常に残念で購入しない理由の一つなのですが、SteamはWindowsOSであれば基本的に動きます。つまり、Windowsである限り購入したゲームは半永久的にプレイできるということです。
もちろんPCやOSとの相性などで動かないこともありますが、検索すれば対処法が見つかったりするので絶対に動かないということはほぼないです。

10.メジャーなコントローラーがほとんど使える

Steamデビューするにあたって、色々調べた結果XBOXコントローラーを購入し、XBOXコントローラーであれば特に何も設定する必要なく普通に使えてます。
が、そもそも私の手元にあるPS2、PS3コントローラーも使えるんですね。
XBOXコントローラー故障時にPS2コントローラー使ってみましたが、そんなに難しい設定もなくすんなり使えました。他にもSWITCHコントローラー等も使えるようです。
関連記事:Xboxをコントローラーを交換したらダサいプレミア品になった話

11.セーブデータのクラウド保存&同期

Steamは基本オンライン接続なので、ほとんどの有名ゲームでセーブデータをクラウド保存してくれます。(Steamクライアント上で雲マークがあるもの)
これだけでも万が一の場合の保険としてありがたいのですが、このクラウド上のセーブデータは複数PCで同期してくれます。つまり、別のPCでも続きからプレイできますし、PC買い替え等で移行しても続きからプレイできるということです。
まだこの恩恵にあやかったことはないですが、将来的に使うことは間違いないので安心できる機能です。

12.オンライン無料

11項と少し被りますが、Steamは基本オンライン接続なので、普通に無料でオンラインプレイできます。
これ当たり前と思ってましたが、CS機は月額料金払わないとオンラインプレイできないんですよね。
オンラインプレイのために別料金払う気は全くないので、無料というのはありがたいです。

13.レビューの信頼性が高い

Steamのレビューは購入者(返金者含む)しかレビューできません。
例えばamazonなんかは誰でもレビューできるので荒らされたりするんですが、Steamの場合はわざわざ買ってまで荒らす人は少ないと思うので、購入者のみというだけでも信頼性が高いです。

しかも、「おすすめする」or「おすすめしない」の二択というのも良くできていて、例えば5段階評価だと基準が人それぞれ違いますし、☆5や☆1の荒らし爆撃による評価の増減が起きにくくなってます。
さらに、各レビューにはプレイ時間も表示されてます。
長時間プレイヤー=「おすすめする」、短時間プレイヤー=「おすすめしない」は納得できますが、逆の場合はそのレビュー自体の信頼性を下げて読むことができるのでレビューが非常に参考になります。(長時間等の判断はゲームによります)
例えば、100時間オーバーで「おすすめしない」人のレビューは正直意味不明なのでほぼ信用してません。当然、数時間で絶賛してるようなレビューも信用できないです。

14.返金できる

CS機にはないメリットですね。海外文化だと返金が当たり前だったりするので、それがSteamゲームにも適用されてます。
返金条件は「購入から2週間以内&プレイ時間2時間未満」となっていて、この条件下であればほぼ確実に返金できるらしいです。
私は返金したことないですが、気になってるゲームを気軽に買えるのはありがたいですね。
まあRPGなんかを2時間で判断できるのかという問題はありますが。。

15.海外ストア経由でさらに安く買える

Steamはゲームキー認証もあるので、Steamキーを外部サイトでも購入できます。
例えば私は『FF15』を楽天で購入しました。(発売日時点でもSteamより20%程度安かった)
他にも、HumbleGamesplanetGMG等の外部ストアがあり、Steamで購入するより大幅に安く買えたりします。ちゃんと合法です。
まあ、私はなるべく国内にお金を落としたいという思いがあるので利用することはほぼないですが、別に気にせず買っちゃっていいと思います。
「おま国」されて国内からアクセスできない『ワンピース海賊無双3』なんかはいつか海外ストアから買いたいです。
但し、日本国内からは認証できないこともあるので事前に調査が必要です。
※「鍵屋」と呼ばれるストアもあり、そちらはいわゆるメルカリのような個人出品サイトなのでキーの出所がグレーでおすすめできません。

16.ストリーミング/リモートプレイ

スペックの高いメインPC(母艦)があれば、サブPCやスマホでリモートプレイができます。
これはPS4でもできるようですね。
今のところ使う予定はないですが、どこでもプレイできるというメリットは素晴らしいので将来的には使うかもしれません。

17.基本無料ゲームがたくさんある

スマホに課金制無料ゲームがあるように、Steamにも多数の基本無料ゲームがあります。
有名どころだと『Dota 2』『Warframe』などは、スマホのソシャゲなんかよりはゲーム性が高いと思います。(もちろん個人の趣向によります)
Doki Doki Literature Club!』は個人的にかなり気になっている無料ゲームです。
まあ、PCにおけるMMOやブラウザゲームは基本無料が多いのでSteamだけのメリットではないですね。ちなみに、おそらく世界一有名な無料ゲーム『フォートナイト』もSteamではないです。

まとめ

頑張って色々絞り出したら17ものメリットがありました。まだメリットありそうな気がします。
ただ、今回はメリットしか書いてないですが、デメリットももちろんあります。代表的なものは「おま国」(おまえの国=日本には売らない)とか「問題が起こっても基本的には自力で対処」とかですね。
多少はPC使ったことがないと敷居は高いでしょう。
が!それを差し引いてもメリットが多すぎるので全力でSTEAMをおすすめできますし、私は今後もSTEAMがメインでゲームのためにCS機を買うことはないです。
ただ、初期型PS3が現役でトルネ専用機になってるので、それが壊れたらトルネ用にPS買うとは思います(^^;
ー2018/11/7

↑いいね貰えると励みになります