2019年末セールで購入したレースゲー『NFSPB』(Need for Speed Payback、ニードフォースピード ペイバック)の紹介です。

ゲーム歴としてマリカーみたいなパーティー系レースゲーや爽快感重視のカジュアルレースゲーはちょいちょいやってたんですが、一時期ゲームから離れてたこともあり、『バーンアウトパラダイス』を最後にレースゲーはやってませんでした。
2017年秋にゲーム復帰してからは『バーンアウト』の続編をずっと探していて、一応クリエイターの新スタジオが新作を作っているというのは知ったのですが、『バーンアウトパラダイス』の代わりにはならなそうだなと落胆していました。

そんなときに、『バーンアウトパラダイス』が10年ぶりにリマスターされ、年末セールで買おうかとOriginストアを覗いてるときに、『Need for Speed Payback』が激安セールされていたのと、PVを見てほぼ『バーンアウトパラダイス』だったので思わず衝動買い。

2017年11月発売にも関わらず、定価10000円超えのデラックスエディションが6264円に価格改定されていて、そこからさらに75%オフで1566円!!!
スタンダードエディションが1026円で、違いも分かってなかったのですがあまりにも安かったのでデラックスエディションにしてしまいました(^^;
ちなみにOriginストアは初めてでしたがEA運営で信頼できそうなので普通にクレカ購入です。

年末年始から大して遊べてないですが1500円では申し訳ないほど面白い!!

ということで、どんなところが『バーンアウトパラダイス』なのかという観点で簡単にレビューしていきます。あと、似たレースゲーとして『Forza Horizon 4』と『The Crew2』はそれぞれ体験版をプレイしたのでそれと比較してるところもあります。

1.バーンアウトパラダイスたりえる要素

バーンアウトは『バーンアウト3テイクダウン』と『バーンアウトパラダイス』をプレイしたことがあります。元は同スタジオで作られている『NFS』シリーズから派生したゲームですね。
破壊に特化したレースゲーで、他にはない爽快感が大好きでした。

1.1 圧倒的なスピード感(ニトロが使える)

まず、第一に求めるのがコレ。
『NFSPB』のスピード感はまさに求めているものでした。
また、いわゆるシミュレータ系と言われるレースゲーはカーブでちゃんとアクセルを離したりしないとスピンしたりするのですが、『NFSPB』はアクセル全開でちょっとブレーキ踏めば簡単にドリフトしてカーブが曲がれて楽しいです。
『Forza Horizon 4』はシミュレータ系なのでアウト、『The Crew2』にはニトロがあるようなのですがスピード感がなんかイマイチでした。

1.2 破壊演出(テイクダウン)

『バーンアウト』といえばコレ。
高速で他車にぶつかると「テイクダウン」という破壊演出が発生します。
過去の『NFS』シリーズでもテイクダウン自体はあったようなのですが、『NFSPB』で破壊演出が実装されていることを知ったのが購入の決め手でした。
これは他のレースゲーにはないオリジナル要素だと思います。ただ、警察車両にしか「テイクダウン」演出が発生しないのは残念なところです。

余談ですが、『バーンアウト』シリーズは破壊することが目的でイメージが悪いためか実在車両が登場しません。対して『NFS』シリーズは全て実車なので、空想(?)である警察車両だけが「テイクダウン」対象なのかもしれません。

1.3 高低差のあるオープンワールド(&一般車両が走っている)

バーンアウトシリーズは『バーンアウトパラダイス』でオープンワールド化されたのですが当時は衝撃を受けました。
思い返すと私にとって初のオープンワールドだったかもしれません。
最近のレースゲーは大抵がオープンワールドなのですが、『バーンアウトパラダイス』は立体交差や高所からジャンプできたりと高低差があったのが凄く楽しかったです。
『NFSPB』もしっかりと高低差が作られていて、しかもマップが広いのでしばらく飽きずに楽しめそうです。
『Forza Horizon 4』と『The Crew2』の方が広さは上ですが高低差が物足りない感じでした。
また、ニアミスなどで爽快感が得られるので一般車両がいるのも大事です。

適当に荒野走ってたらUFOが墜落してた。

『パーンアウト』シリーズとしては、他に破壊特化のモードがあったりするのですが、私が求めるものは上記3点で、『NFSPB』は全て満たしています。

しかし、書き終わったあとに知りましたが2012年発売の『Need for Speed Most Wanted』は公式に精神的続編とされてるようですね。しかも2016年2月にOriginで無料配布されてたという。。
もう少し早くPCゲームに興味もちたかったです(;´Д`)

2.他の要素の良い点・悪い点

詳細を書くと長くなるので箇条書きで他の要素の良い点・悪い点書いていきます。プレイしてない『NFS』過去作を筆頭に最近のレースゲーだと当たり前の要素もあると思います。

2.1 良い点

・昼夜変化がある
・オフロードも走れる
・グラフィックがきれい(低スペックノートPCでもオート設定によるHD解像度でサクサク)
・車種が多い(主観)
・自車の破壊表現が増えている(ボンネットが開いたり窓が割れたりする)
・ガソリンスタンドを通過するだけで自車が修理される
・リアルタイムでコーナリング等を調整できる(ほとんど使わないが)
・ファストトラベルのロードが早い(HDDでも5秒くらい)
・アクティビティ(オープンワールド上のスコアアタック)がめちゃくちゃ多い
・流しのレーサー(オープンワールド上を走ってる敵)も結構いる
・カラーリングが豊富な上に他人がアップロードしたものを簡単に適用できる
・スモークやライトのカラーも変更できる(課金要素だが課金しなくても取れる)
・自車の性能をアップグレードできる(当時は性能固定だった気がする)
・目標クリアタイム(スコア)として自分と同レベルの他人のタイムが表示される
・最大8人でオンラインフリーロームできる(アプデで追加されたらしい)
・ストーリーがある(ストーリーそのものには興味ないがモチベーション維持になる)
・中盤から解禁される「トラップコンテナ」(警察車両に追われながら目的地まで自由に走れる)が楽しい
・視点切替の一つ「アクションカメラ」がかっこいい
・映画的な演出がかっこいい
・毎週「放置車両」というフィールドから探すボーナス車両が貰える
・BGMを自由に切り替えられる
・日本語音声対応(英語音声でもいいがレース中は字幕を読む余裕がない)
・いつでも難易度が変えられる(最終章はEASYにした)
・リードしてるときにCPU側の理不尽な追い上げがない
・逆に負けてるときは追い付きやすい
・CPUも結構事故る

2.2 悪い点

・起動後に決定キーを押さないと初回の長いロードが開始されない
・天候変化がない
・電柱や木など壊せるものとそうでないものの違いが近寄らないと分からない
・パーツや用語がよく分からない(経験値相当の「REP」やボーナスの「シップメント」など)
・ガチャ課金要素がある(ゲーム内通貨を使ったガチャ自体は構わない)
・特定ミッションでしか警察車両が登場しない=「テイクダウン」の機会が少ない
・せっかく高低差があるのに高い崖から下の道に飛び降りるとリセットされる
・「ドリフト」ミッションが時間無制限で点数を稼ぐだけでおもしろくない
・『バーンアウトパラダイス』のノリノリのDJがいない
・ガレージに5台の車しか表示されない(倉庫との交換が面倒)
・車両に5(アプデで+1)種類のタイプ(ビルド)があり車両毎に強化する必要がある
⇒MODで改善できそう
・ビルド自体も「バトル」と「ランナー」の違いがよく分からない
・直線特化の「ドラッグ」車両で普通のレースをさせる意図が不明(初速でウィリーするしカーブも曲がれないのでEASYにして3度目くらいで勝てた)
・BGMが少ないかも?

ざっと思いついたのはこんなところですが、悪い点がほとんど気にならないくらい面白くておすすめです。
ー2019/1/14

元は以降にMOD導入方法をまとめていましたが記事分割しました。
続き:『Need for Speed Payback』MOD紹介

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