無料配布ゲームを中心に、低価格ゲームや体験版の感想、MOD&チートのリンクをまとめます。
1月に買ったPC版『FF7リバース』を、3月もメインでプレイしながら放置ゲー中心にちょいちょいやってました。

あなたのゲームに、どこからでもアクセス。快適性とコンソールのようなユーザー体験を追求して作られたパワフルな携帯型のゲーミングPC。

●『My Little Puppy』体験版(1時間)


『PUBG』で有名な韓国メーカーからリリース予定の「天国の犬が飼い主を迎えに行く」アクションアドベンチャー。発表時からウィッシュリストに入れていて体験版配信と同時にプレイした。

まず、犬ゲーとして犬のモデリング、モーション、表情、鳴き声まで犬の再現度が最高峰であると断言できる。また、プレイヤーであるコーギーだけでなく、チュートリアルの段階でスピッツ、ゴールデン、ハスキー、チワワ、ビーグル、パピヨン、柴など人気の犬種が多数出てくる。数々の映画のオマージュやドッグアジリティのミニゲームもあるなど犬愛が素晴らしい。ついでに、個人的に言葉を話す犬は解釈違いなので吹き出しが絵で表現されるのも良かった。

とはいえ、チュートリアルの天国から出ると、コーギーを操作する普通のアクションアドベンチャー感。
各種アクションもジャンプと伏せ以外は、決まった場所やオブジェクトにインタラクションする形でないとできない。
ステージごとに用意された異なるギミックを解きながら進むことになりそうで、せっかくの犬らしさをもっと活用してほしい。

チュートリアルですら泣くほどストーリーは素晴らしそうな予感はあるものの、探索要素や成長要素があるゲームが好きなので、この感じならすぐに買うことはなさそう。たくさんの犬と協力するようなステージがほしいところ。

●『Bongo Cat』(350時間~)


Steam放置ゲームフェスで体験版が少し話題になっていた基本無料の放置ゲーム。3/5の正式リリースから導入して、常に起動しているほど気に入っている。

まず、本作は起動するとタスクバーに猫が出てきて、キーボード入力やマウス入力をカウントするというツール的なもので邪魔にならない。アプデでコントローラー入力もカウントするようになった(現状はゲームによってカウントしたりしなかったりする)。
ゲームとしては、30分おきに1000カウント消費して宝箱を開けるとスキン入手できる。スキンにはレア度がありSteamマーケットでリアルマネーで売買できる。同じレア度のスキン10個を一つ上のレア度のスキンと交換するシステムもある。

この仕様が「放置ゲームの完成系」と思えるほど素晴らしい。『クッキークリッカー』筆頭に、これまでいくつも放置ゲームを触ってきたものの、その全てがやり込むと結局操作する時間が増えて放置できなくなってしまう問題点があった。とはいえ、何かしらやり込みや報酬がないと「ゲーム」としては成り立たない。
この問題に対して、本作は30分に1回だけ操作すればよく、不要なスキンを高レアのものに交換していけば100円~1000円くらいの売却益も狙えるというモチベーションも保たれている。
また、ほとんどの放置ゲームには転生のようなシステムがありつつどこかで頭打ちとなるものの、本作はスキンの売買がエンドコンテンツなので本当に終わりもない

真の意味で放置できる史上初のゲームと言える。欲を言えば犬のスキンや犬バージョンが欲しい。

●『Banana』(0.8時間)


2024年に登場して、Steamで歴代10位となる90万人超えの同接を記録したバナナをクリックするだけの謎のゲーム。『Bongo Cat』がマーケット周りで参考にしていると思いプレイした。

まず、バナナをクリックしても何も起きず、ゲームとして面白味が全くない。全くクリックせずに起動していなくとも3時間、18時間おきにバナナのスキンが貰える。スキンにはレア度がありマーケットで売買できるという感じ。
放置という意味では成り立ってるかもしれないが、あまりにもプレイヤーの介入要素がなさすぎて少なくとも私は「ゲーム」とは判断しない。

●『Placid Plastic Duck Simulator』(5.5時間)


水に浮かぶアヒルのおもちゃを眺めるだけという放置ゲーム。話題になって気になっていたもののさすがに買うほどではなく、先着無料で配布されていたキーを入手したのでプレイしてみた。

『Bongo Cat』が「放置ゲームの完成系」とすれば、こちらは「究極の放置ゲーム」と言える。
プレイヤーは本当に操作に介入できず、ただ眺めるだけというもの。しかし、50種類以上のさまざまなアヒルが5分おきに投入され、プールを漂いながらカメラもランダムに切り替わるという見て楽しめるものになっている。時間とともに天候やランダムイベントも発生する。

操作できないとはいえ、アヒルには火や水を吐くといった能力があり、他のアヒルやオブジェクトに干渉して実績が解除されるので、実績のためにセーブしてやり直すという要素もある。とはいえ、基本的には放置していたらいつの間にか実績が解除されるという感じ。
ゲームというよりは環境アプリに近いが、プレイしてみて良かった放置ゲームだった。

●『将棋ライク』(2時間)

Unityroomで公開されている将棋×デッキ構築ローグライクな無料ブラウザゲーム。スイカゲームが流行っていた1年前に、スイカライクを漁っていてついでにプレイしたことがある。当時は面白さは感じたもののあまりプレイせず、久しぶりに思い出してプレイしたところめちゃくちゃ面白い

将棋をベースとしつつ、各駒には攻撃力・防御力・体力があり、取った駒を使うことはできず、動かすことができない王城を先に取った方が勝ち。ターン制&ステージ制でステージ毎に3択で新たな駒を獲得していく。自動で勝手に動く駒や、周囲に駒を生成する駒など数十種類ある。

周囲2マスを成らせたり、自律2回行動などぶっ壊れ性能な強力な駒がありつつも、ステージが進むと敵も強力な駒を出してくるのでしっかりと盤面を見て考えることも大事。強い駒同士でシナジーを発揮すると気持ちいい。とはいえ、後半は敵が自律駒を複数持ってたりするので考えても分からなくなる。

終盤は1手で盤面がほとんど変わってしまい、負けたら最初からになるので、手持ち駒そのままでリトライする機能が欲しいところ。ランキング機能があるが、リトライ時はランキング登録されない仕様でかまわない。
-2025/3/29

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