2019/3/26のアプデでゲームとしての『FF15』(FFXV / FINAL FANTASY XV / ファイナルファンタジー15)は終わりを迎えることになりそうですが、CS版発売(16/11/29)から2年以上、PC版発売(18/3/7)から1年に渡るアプデによりそれぞれに結構な違いが出ています。
たまに違いを調べてもぱっと見つからない上にすぐに忘れてしまうので、備忘録としてまとめておきます。
PC(Steam)版とCS(PS4)版の違い一覧表
PC版はSteam/Origin/Microsoftストアの3つのうちメインのSteam版を、CS版はPS4/XxboxのうちメインのPS4版を表形式で比較します。どちらにも共通のものは基本的に記載してません。
私はSteam版しかプレイしてないので間違いがあるかもしれません。
執筆時点の最新(Ver1.30)基準かつ価格表記は全て税別で、関連が高そうなページにちょこちょこリンク入れてます。
[19/11/21追記]
19/11/20に欧米にてGoogle Stadiaのサービスが開始され『FF15』も配信されました。公式情報やプレイ動画を見る限りほぼCS版と同じため比較一覧ではCSの方に追記します。
[20/6/25追記]
Ver1.30アプデによりPC版のアヴァターラ機能が削除されました。
また、国内クラウドサービスのdゲーム版も配信されましたがエディションが分かりません。(おそらくPS4版と同等でDLC全部入り)
項目 | PC(Steam) | CS(PS4/Stadia) |
---|---|---|
販売形態 (価格) | ●WINDOWS EDITION(7800円) └本編+シーズンパス+ロイヤルパック+店舗特典 ↑それなりの頻度で半額セール ●FINAL FANTASY XV EPISODE ARDYN COMPLETE EDITION(8726円) └WIN版+Epアーデンのバンドル ●パッケージ版(7800円) └WIN版のSteamキーが入っている | ●通常版(8800円) ↑本編、amazonで新品1600円くらい(執筆時点) ●DELUXE EDITION(12960円) └本編+映画KINGSGLAIVE ●ULTIMATE COLLECTOR’S EDITION(32407円) └フィギュア等がセットになった数量限定豪華版 ●デジタルプレミアムエディション(11300円) └DL版の本編+シーズンパス ●Film Collections Box FINAL FANTASY XV (20000円、数量限定生産) └本編+映像作品BD2本+特典BD2枚+小冊子 ●FINAL FANTASY XV LUNA EDITION (39980円、数量限定生産) └本編+PS4本体 ●ROYAL EDITION(7800円) └本編+シーズンパス+ロイヤルパック+店舗特典 ↑DL版がセール対象になる ●Stadia版(39.99ドル) └ROYAL EDITION+Epアーデン+ミニゲーム |
有料DLC | ●エピソードアーデン(926円) | ●シーズンパス(1389円) └2500円から価格改定されて以下6つのセット └エピソードグラディオラス(500円) └エピソードプロンプト(500円) └エピソードイグニス(500円) └MULTIPLAYER: COMRADES(926円) ↑戦友単体版 └ブースターパック+(単体販売なし) └ホリデイパック+(単体販売なし) ● (今でもアバター作成はできる?) ●ロイヤルパック(2000円) └本編拡張DLC ↑たまに半額セール ●エピソードアーデン(926円) ●Stadia版は有料DLCなし |
無料DLC | ●WINDOWS EDITION 4K Resolution Pack └高解像度の4Kテクスチャパック | ●ブースターパック └ブースターパック+のアイテム削減版 ●ホリデイパック └ホリデイパック+のアイテム削減版 ●モグチョコカーニバル(配信終了) ↑2回開催されたので今後も期待したい ●アサシンズ・フェスティバル(配信終了) └EA社のアサシンクリードとのコラボ ↑再配信は絶望的 ●ロシア語ボイスパック(PC版は元から入ってる) ●Stadia版は無料DLCなし |
体験版 | ●WINDOWS EDITION PLAYABLE DEMO └1章まるごとプレイできる体験版 ↑Origin/Microsoft store版もある ●WINDOWS EDITION ベンチマーク ↑Anselも使えるはず | ●エピソードダスカ └FF零式HD初回限定特典の体験版 ↑公式有効期限以降もDLできたとの報告多数あり ●プラチナデモ(配信終了) └幼少ノクトのオリジナルストーリー ●JUDGMENT DISC └1章まるごとプレイできる体験版 ↑セーブデータがあると本編にカーバンクル登場 ●Stadia版は体験版なし |
グラフィック | ●最大8K+HDR ↑4K以上は4Kパックを別途DL要 ●グラフィック項目別に細かく調整可 ※SLI(グラボ複数枚挿し)には未対応らしい | ●4K+HDR ↑PS4Proで4K/30fps、フルHD/60fpsらしい (4K対応でも容量的に4Kテクスチャはないはず) ●軽量モード(PS4固定)と高画質モードで選択 ●Stadia版にグラフィック設定はなさそう |
NVIDIA 機能 | ●NVIDIA製GPU(GeForce)で以下の機能 ・Turf Effect(草の表現) ・Hair Works(毛の表現) ・Flow(炎や煙の表現) ・Hybrid Frustum Traced Shadow (はっきりした影の表現) ・VXAO(遮蔽箇所の陰影表現) ・Ansel(時間停止&フリーカメラスクショ) ↑Microsoft store版非対応 ・ShadowPlay Highlights(自動録画) ↑Microsoft store版非対応 ●GeForce RTX 20以降で以下の機能 ・DLSS(アンチエイリアス向上) ・レイトレーシング(光線反射表現) ↑対応予定 ●上記をそれぞれカスタマイズ可 | なし (StadiaのGPUはAMD製のためNVIDIA機能なし) |
操作 デバイス | ●ほぼ全てのコントローラー ↑Steam側で設定 (オプションで決定・キャンセルボタン設定可) ●キーボード+マウス操作対応 ↑オプションでキー割当変更可 ●アイトラッキング対応 ↑別途アイトラッキングデバイス要 | ●PS4コントローラー (CS機専用コントローラー) ●Stadia版はキーボード+マウスや各種コントローラー |
ゲーム 内容 | ●イージーでの戦闘不能時カーバンクル登場 ●8章以降(?)のクエストクリアでレガリアTYPE-Dが使える ●14章にDLC戦友で作ったアバターが登場 ●自動撮影に「ララ・クロフト」らしき人が映り込む └シャドウオブザトゥームレイダーとのコラボ ●ボイス5言語 ●テキスト12言語 | ●JUDGMENT DISCのセーブデータがあれば イージーでの戦闘不能時にカーバンクル登場& プロンプト写真にカーバンクルが写り込むようになる ↑当初はプラチナデモクリアデータだった ●ロイヤル未適用なら最初から?レガリアTYPE-Dが使える ●ロイヤル未適用なら初期のインソムニアマップがプレイできる ●戦友単体版になって本編に登場するアバターはどうなった? ●ボイス4言語+無料DLC1言語 (Stadia版は5言語) ●テキスト9言語(販売地域によって異なる) (Stadia版は12言語) ●インストール完了まで昼インソムニアでバトル練習できる (Stadia版はインストール自体がない) ●Stadia版はタイトル画面から4つのミニゲームがプレイできる └ミニゲーム報酬やランキングがあるのか不明 |
オン ライン | Ver1.29の「ffxv_s.exe」から起動すればアバター変更のみ可能 (ケニーに話しかけたデータでないと無理かも) | なし |
限定衣装等 | ●アヴァターラにてサンタ衣装 ●Twitchプライム特典(配布終了) └風雨で傷んだレガリア └Kooky Chocoboスキン(紫チョコボ) ●ハーフライフスタイル (当初はSTEAM期間限定特典) ●エイリアンシールド(配布終了) ●その他予約特典(入手不可) ※ここでDLC扱いのものは内部データもなさそう | ●カップヌードルスタイル (PC版も内部データはある) ●キングスナイトTシャツ ●メジャイアサシンの衣装 (PC版では要チート) ●その他 (上記3つ以外はPC版は全部持ってるはず) |
戦友 | ●本編タイトルの「DLC」から起動 ●プレイヤー数が限りなく少ない (時限クエストなら稀にマッチングする) ●Origin版はオフラインのみでマッチングなし | ●戦友単体版から直接起動 ●キングスグレイブパック(PS Plus限定) └ニックスの顔等(PC版にはない) ↑単体版ではどうなった? ●Party Pack └バースデーメガネ+イケ面4種(PC版にはない) ●PC版よりはプレイヤー数が多いと思われる ●Stadia版のマッチングはStadiaユーザーのみ |
MOD | ●公式ツール「MOD ORGANIZER」 └ワークショップからサブスクライブ └本編タイトルからMOD選択で適用 └自分で作ったMODは投稿可 ●Origin/Microsoft store版は自分でビルド ●公式ツール「レベルエディタ」(希望) ●非公式MODいろいろ | なし |
チート | ●外部ツールでゲスト追加したり空を飛べる | ●セーブエディタでゲスト追加したりできるらしい ●Stadia版は仕組み上チート不可能 |
その他 | ●オプションでfpsやCPU/GPU使用率を表示可 ●推奨PCの一つ「ALIENWARE 17」だけは 『FF15』と連動して筐体LEDが発光 ●Microsoft store版はXBOX版とセーブデータ共有 | ●SNSアップロード用のフォトフレームが使える ●配信当時からネットワーク切断していれば 配信終了コンテンツをプレイ可 ●海外アカウントを作れば店舗特典だった 「キングステイルFF15」がプレイ可 ●限定版やDL版特典としてPS4オリジナルテーマ ●Stadia版はトロフィー/実績相当のものがない |
私が調べた限りこんなところです。思ってた以上に違いがあってまとめるの大変でした。
間違いや漏れがあればどしどし教えてください。
違いをまとめてたら過去のアプデ一覧も欲しくなりましたが、大変そうなので作るかは微妙です。
追記:アプデ一覧は攻略サイトにまとまってました。
ちなみに、PS4通常版を安く買って気に入ったらDLCを購入すればいいという方を今でもたまに見かけます。最安で本編1000円+シーズンパス1500円+ロイヤルパック半額1000円=3500円というところですかね。
確かにそれでも構わないですが、それだとロイヤルエディションに入っている全ての店舗特典が入手できません。(一応個別で買えそうですが全てあるか不明)
それよりは『FF15』の体験版をプレイすれば、ゲームの雰囲気・戦闘等のシステム・オープンワールドとしての良し悪しがほぼ全て把握でき、体験版が合わなければ最後まで合うことはないと断言できるので買わない方がいいです。逆に、面白ければロイヤルエディション(セールなら4000円くらい)を買う方がいいと私は思います。
まあシナリオ重視の方は体験版では判断できないですが、体験版が面白かったのであれば少なくともゲームとして最後まで楽しめるはずです。個人的には神ゲーでした。
また、PC版の場合はよっぽどのこだわりがない限りSTEAM版をおすすめします。
ー2019/3/5
MODDERが増えることを願ってこの記事を書いたので、MOD制作&投稿までしても…