『ヘッドバンガーズ』(Headbangers: Rhythm Royale)の感想&レビューです。

「仲間」がいないと-10点、ゲーム媒体ならではの体験重視、テンポや快適性が悪いと減点、ストーリーは採点対象外などのレビュー方針は以下のリンクより。
関連記事:ゲームレビューにおける方針まとめ
1.概要
海外パブリッシャーTeam17から発売された「鳩のリズムバトロワ」。
例えるなら「リズム天国+フォールガイズ」なゲーム。
最大30人がステージごとにリズムゲームの成績が悪い順に脱落していき、4ステージ目で優勝することが目的となる。
項目 | 内容 | 備考 |
---|---|---|
発売日 | 2023/11/1 | |
ハード | PC、PS4/5、XboxOne/X/S、Switch | クロスプレイ対応 |
外部ストア | GreenmanGaming | 基本的にSteamより安い |
メタスコア ユーザースコア | 74 6.2 | PS5版 |
オープンスコア | 68 | |
Steamレビュー | 75%やや好評 | |
Amaonレビュー | なし | DL専売 |
ゲームカタログ | なし | |
平均クリア時間 | 3.5時間 | 本作では平均プレイ時間 |
ストーリーを教えて貰うwiki | なし | |
スタッフロール(クレジット)人数 | 246人 |
2.購入価格やプレイ記録
音ゲー好きで『フォールガイズ』も好きなので発表時から注目しており、CBTでも2時間ほどプレイしている。
正式リリースに伴い発売初日からゲームパス対応だったので、先着無料でゲットしたPCゲームパス3か月分の加入期間中の2024年1月に2時間プレイした。CBTと合わせて計4時間プレイ。
3.プチレビュー
メインであるリズムゲームは面白い。
音ゲーらしくリズムに合わせてボタンを押すものから、リズムを記憶して再現するもの、反射神経を競うもの、複数鳴った音から正しい楽器を選択するものなど多様性がある。曲調やリズムも好み。
同じステージであっても流れる音楽やリズムは複数パターン用意されているので繰り返しプレイしてもマンネリ感は薄い。
一方で対戦バトロワである意味が感じられない。
一応プレイ中にはランダムで出現するアイテムを早押しで入手するとパワーアップや妨害できるという要素はあるものの、基本的には各リズムゲームの上手い人が勝ち抜けていくのでソロでプレイしてスコアを競うことと大して変わらない。しかも、ソロモードは用意されてないのでマッチング待ちでむしろテンポが悪くなっている。
調整が難しいことは理解しつつも、例えばリズムゲーム中に動き回って妨害できるような要素があればバトロワらしい楽しさが生まれたはず。現状できるのは右スティックで首を回すエモートができるくらい。
また、残念ながらプレイヤー人口が少なすぎる。全マルチのクロスプレイ対応にもかかわらずCBTでも製品版でも最大で6人程度としかマッチングしなかった。プレイした時期が悪かった可能性はある。
一応30人に満たない分はbotが入ってくれるので人口が少なくてもプレイすることは可能。とはいえ、30人フルでプレイできればバトロワの楽しさを感じることができたかもしれない。
そして、致命的なのが鳩のキャラクターに魅力を感じない。好みの問題とはいえプレイ報酬が鳩のコスチュームなので継続してプレイするモチベーションが全く湧かなかった。
MOD:オンライン対戦ゲームなのでMODはなさそう
4.個人スコア
75点/100(最大90点)
※点数はレビュー方針に沿った感覚的なもの。70点あたりがSteamでおすすめするライン。
鳩のキャラクターが『フォールガイズ』や『パーティーアニマルズ』のような着せ替えたくなる可愛いキャラだったら+5点、自キャラを動かせてバトロワらしくお互いにわちゃわちゃ干渉できたら+5点、30人マッチングするほど人がいれば+5点でMAX90点になったと思う。
-2024/3/13


私のSSDが対応してるか定かではないですがForspokenはロード早かったです…