無料配布ゲームを中心にレビュー感想やMOD&チートのリンクをまとめていきます。
『スターフィールド』のために100円ゲームパス加入し、その後運よくゲームパス3か月無料コードも貰えたため対象ゲームが多くなって記事分割しました。

前回記事:無料配布ゲーム等のプレイ記録2023前半

●『ディズニー スピードストーム』(1時間)


ディズニーキャラクターによる基本無料マリオカート。
PSXboxSwitch全機種クロスプレイに加えスマホ版も予定されておりマリカ越えを期待してプレイ。
まず、大前提としてPC版はスクリーン設定オプションが存在せずフルスクリーンしか選べないので論外。
レース自体はデフォルトでドリフトやジャンプなどが可能で気持ちよく走ることができステージやギミックも作り込まれており本家『マリカ』を超えているように感じる。
しかし、基本無料の宿命かキャラクターのアンロックが基本的にガチャなので数十キャラいても数キャラしか使えない。しかも素材を消費して強化する要素があるのでオンラインはPay to Winという最悪なものになっている。
アプデでキャラはどんどん増え、最近は評価が上がっているのでこの辺りは調整が入っているのかもしれない。
SteamDeckで少しずつプレイ予定。

●『Hi-Fi RUSH』(17時間)


『ゴーストワイヤートーキョー』を作った日本のTango Gameworksによるスタイリッシュリズムアクション。
『スターフィールド』が合わなかったので代わりとしてプレイしたら面白過ぎて今年の個人GOTY作品
よくあるステージクリア型のスタイリッシュアクションだが操作形態が非常に分かりやすく気持ちいい。これに加えて常に流れる音楽に合わせてプレイヤーも敵もフィールドまでもがビートを刻んでおり、ビートに合わせて攻撃やコンボを繋げていくのが爽快感抜群。
敵の攻撃もビートに合わせて行われるので回避やパリィも気持ちよく決まる。とはいえ、初見ハードで何も考えず攻撃しまくると死んでしまういい難易度。
バトルだけではなく、ストーリー自体もノリノリでニヤリとできるオマージュも豊富。
キャラクターや背景の描写も非常に高品質かつディテールも細かいのでアニメ調グラフィックとして最高峰。
クリア後のやり込みや衣装も大量に用意されているので余裕があればまだプレイしたい。

●『パーティアニマルズ』Party Animals(42時間~)


もふもふ二足歩行動物による物理演算バトロワ。意外にも中国のインディー?スタジオによる処女作らしい。
ディズニーやスヌーピーなどこれまでの二足歩行動物キャラと比較しても世界一可愛い
2年前のCBTにも参加しておりコロナ禍を経てようやく発売となり、100円ゲームパスのクラウドでプレイして面白かったためSteam版を購入した。
ずっとプレイしている『フォールガイズ』とどうしても比較してしまうが、まず操作が非常に煩雑で忙しい。パンチ+頭突き+掴み+ドロップキック+ジャンプ+ダッシュの基本動作に加えて組み合わせて回避が出たりする。慣れてもかなり難しい。
ステージは乱闘以外にもスポーツ系など18ステージあるものの、何度もプレイするにはどうしてもマンネリ化してしまう。
プレイ目標も乏しく、レベル上げと実績解除によるスキン回収くらいしかない。
とはいえ、面白いので今後もたまにプレイ予定。

●『PowerWash Simulator』(0.3時間)


スクエニのインディー支援プロジェクトから登場した掃除シミュ。
気になってたものの買うほどではないので100円ゲームパスのクラウド版でプレイ。
チュートリアルステージのみクリアしたが動画などで見て想像した通りの操作感と何とも言えない気持ちよさがある。
スクエニらしく一応ストーリーも用意されており、稼いだお金で新たなパワーウォッシュ機材を購入してパワーアップすることもできる。
やるゲームがなかったら普通におすすめ。
MODは探したもののNexus含め一つもない。2021年からアーリーアクセスが始まって未だにないということは今後もMODは期待できなさそう。

●『StarField』(3.5時間)


『スカイリム』のベセスダによる25年ぶりの新規IPということで話題になっていたタイトル。
トレーラーなどからも期待しており、ちょうど100円ゲームパスも復活したのでMSストア版をクラウドでプレイ。
私自身はベセスダ製のゲームは初。
結果、全く合う気がせず序盤の拠点で仲間と出会ったあとの惑星で辞めた。
そもそも、過去のベセスダ作品プレイ済み前提なのかチュートリアルが少ない。膨大に存在するオブジェクトをたくさん取得できるのだが重量制限でスタミナ消費が激しくなり、取得したアイテムを保管する方法がゲーム内で説明されない。
アイテム整理に時間を取られるのは嫌なのでこの仕様だけでプレイを続ける気になれなかった。
とはいえ、人格や属性まで決められるキャラクリと膨大な分岐シナリオはハマれる人は何週でもプレイできると思う。

MODNexusにわずか3か月で7000超も投稿されている。

●『FF7EC』FINAL FANTASY VII EVER CRISIS(3か月~)


原作『FF7』のみならずAC/BC/CC/DC全てを盛り込むと謳われているソシャゲ。
『FF7R』と異なり原作に忠実かつ現代のグラフィックで再現されたもう一つのリメイクでandroid版をプレイ中。Steam版も出た。
まず、リリース時点では原作『FF7』のミッドガル脱出まで、『CC』の序盤、完全新作『FS』の3つ分しか実装されておらず、ストーリーの追加も2か月に1回程度しか行われず遅い。
バトルそのものは『FF7』シリーズキャラを自由に編成でき、戦略性のあるATBバトルでよく出来ているのだが、結局はソシャゲらしくひたすらオートで周回することになるのであまり意味はない。
ここまでを許容したとして、本作にはオンラインマルチバトルがありマッチング仕様が酷すぎる。戦力で足切りがあるのに野良マッチ後に180秒の編成時間が用意され「準備完了」しないと戦闘開始しないのでスムーズに進まないことが非常に多く時間が無駄にかかる。
マッチング仕様を見直さない限りおすすめできない

●『ヘッドバンガーズ』Headbangers: Rhythm Royale CBT(2時間)


鳩のリズムバトロワ。音ゲーは好きなのでCBTをプレイ。
音ゲー×バトロワなので音ゲーが上手いことは必須として、ラウンド中にランダムでパワーアップや妨害などのアイテムが発生し、それを取るのも重要となる。
音ゲーに夢中になるともちろん取ることはできないのでバトロワとしていい調整。
世界初のリズムバトロワとしていい出来でプレイしたくはあるのだが、いかんせんキャラクターが可愛くない。鳩を着せ替えできてもモチベーションが続かない。
CBTでは人が少なくBOTばかりだったので、ゲームパスで製品版を一度はプレイしたい。
MODなどは調べていない。

●『NFSHeat』Need for Speed Heat(34時間)


OWレース『NFSPB』の次作。PrimeGamingでOrigin版が無料配布されていて『ザクルー』『NFSUB』と消化不良だったのでいい機会に手を出した。
結果、短期間でのめり込むほどハマってしまい、今年プレイしたゲームで2番目に楽しかった。
『NFS』シリーズはRPGのようにレースで賞金を稼ぎ強いパーツを揃えていく楽しみがあるのだが、本作は昼に賞金を稼ぎ、夜に経験値を稼ぐというゲームサイクルになっておりこれがよく出来ていた。『NFSPB』はパーツがゲーム内ガチャで批判されていた記憶がある。
また、『NFSPB』では道路を外れると戻されていたが本作はOWレースらしく崖なども走ることができるようになっている。
代わりに『NFSPB』よりマップが狭くなり、警察もテイクダウンしづらくかなり強くなっていて不満点もある。
セールで1000円以下まで安くなるのでおすすめ。

●『NFSUB』Need for Speed Unbound(4.5時間)


『NFSHeat』に続くOWレース『NFS』シリーズの最新作。
『ザクルー』が消化不良だったときにちょうどフリーウィークエンドが開催されていたのでプレイ。
『NFS Payback』は約70時間非常に楽しめたが4年ぶりくらいのNFSということもあり、本作は言語化できないが何かイマイチだった。
実写にアニメ調エフェクトが融合したグラフィック、NFSらしいスピード感と操作感、多層構造のフィールド、さらには初のフィールド上を歩くNPC(車は必ず神回避する)など素晴らしいのだがおそらくゲームサイクルがしっくりこなかったのだと思う。
とはいえ4時間程度ではチュートリアルしかプレイできてないのでもう少しプレイすれば印象は変わるかもしれない。

MODNexusに100ほど投稿されている。NFSModsにも40ほどある。

●『ザ クルー:モーターフェス』CBT(3時間くらい)

OWレース『The Crew』シリーズの最新作。CBTが開催されていたのでUbisoft Connectでプレイ。
ハワイのオアフ島を舞台に好き勝手に走れるので一定の楽しさはあるものの、『FH4』『FH5』プレイ済みだと新鮮さが感じられなかった。
ドリフトの挙動やリワインド(巻き戻し)機能なども『FH』シリーズにそっくりでやはり『NFS』シリーズの方が好み。
そもそもリワインド機能があると使ってしまう上にテンポも悪くなるのでない方がいい。
『FH』シリーズがプレイできないPSユーザーならおすすめできる。また、本作のマップ機能はOWゲームの中で断トツで凄いので一度体験してほしい。
MODなどは調べていない。

●『ポケモンスリープ』Pokémon Sleep(1睡眠分)

ポケモンを題材としたスマホ向け睡眠管理アプリ。
普段から睡眠アプリは使用しているため比較のために1回使ってみた。
結果として睡眠アプリとして当たり前の機能がなく最低レベル。
特に酷いのは計測中のスリープ機能が単に暗転してるだけで裏動作も画面ロックもできず電池消費が激しいため、「充電しながらの使用」というあり得ないことを公式が推奨してしまっている。
個人的にはこれだけで★1相当。ポケモン好きなら使う価値があるのかもしれない。

●『DMC5』Devil May Cry 5(17.5時間)


カプコンのスタイリッシュアクション『DMC』シリーズの5作目。
本作の開発者が『FF16』のバトルディレクターであり、予習も兼ねてセール時にデラックス版を1500円で購入。シリーズ初見。
スタイリッシュアクションが売りと聞いていたが、アクション面でかなり不満があった。
最大の不満はロックオン仕様。よくあるR3押し込みではなくボタン押しっぱなしロックオンかつロックオン中もカメラ操作が可能な仕様。死にゲーなど「ロックオン=画面中央に敵を捉え続ける」がもはや標準になってるのでこれだけでおすすめしにくい。
さらに技の多くがロックオン+方向入力+ボタンという同時3入力が必要で、キャラや武器により技の有無も変わるため覚えきれない。「打ち上げ」「打ち下ろし」「遠距離攻撃」など性能は変わってもいいので共通化すべき。そもそも同時3入力も煩わしくスマートさに欠ける。
『FF16』体験版のバトルとかなり似ていたのでそっちが少し心配になる。

MODNexusに3000超とめちゃくちゃある。

●『クラフトピア』Craftopia(31時間~)


ざっくりと『ブレワイ』と『マイクラ』を足した要素盛り盛りオープンワールド。
2022年にゲームパスでプレイした際は、主にインベントリ管理が面倒ですぐに辞めたがシームレス化を機にセールで購入した。
インベントリ拡大MODにより快適にプレイできるうえに、シームレス化でも導線がしっかりしてるので辞め時が見つからないほど面白い。
コントローラー操作でのスキル発動が難しいのが大きな欠点。
優先度の高い他のゲームにより一旦中止しているもののまだまだプレイしたいゲーム。
チートもワークショップで導入できる。

●『パイナップルオンピザ』Pineapple on pizza(15分)


「10分でクリアできる神ゲー」と話題になっていた無料ゲーム。
ネタバレ厳禁なため詳細は控えるが実際に10分でクリアできる上に結構な衝撃とメッセージ性がある。
誰でもすぐにクリアできるので是非プレイしてみてほしい。
ちなみに「パイナップルオンピザ」は日本での「酢豚にパイナップル」と同じ意味。
MODなどはなさそう。

●『ミスタードリラー アンコール』(8時間)


『ミスタードリラードリルランド』のリマスター。
昔、初代?にかなりハマっていたのでセール時に1000円以下で購入。
全6つのモードが用意されていて新鮮さはあるものの、結局は初代からのオーソドックスなモードが一番面白い。しかし、全モードクリアしないと1000mや2000mが解放されないためかなりめんどくさい。
オーソドックスなモードはアクションパズルとしては最高峰だと思ってるので、SteamDeckに入れてたまにプレイ中。
全解放チートは探してみたものの見つからなかったのでおそらく存在しない。

●『塊魂アンコール』Katamari Damacy REROLL(5時間)


初代『塊魂』のリマスター。
「PSNow」で『塊魂トリビュート』をプレイした際に酔ってプレイできなかったが面白かったのでセール時に1000円以下で購入。
結果、同じように激しく酔ってしまいまともにプレイできない。
独特な操作体系が原因だが、ゆっくりとプレイすれば酔わないのではと考えタイマー無限チートによりラストまでクリアできた。
ゲームとしては間違いなく面白いので現世代技術で高精細かつ膨大なオブジェクトを巻き込める新作を作って欲しい。

-2023/12/8

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