無料配布ゲームを中心に、低価格ゲームや体験版の感想、MOD&チートのリンクをまとめます。
1月に買ったPC版『FF7リバース』『無双オリジンズ』は引き続きやりこみつつ、PC買い替えでゲームパス1か月分貰えたので気になっていたタイトルを大量消化した。

他に『Bongo Cat』は常駐。『フォールガイズ』『Faaast Penguin』は継続プレイ中。スマホでは『FF7EC』『D4DJ』のデイリー消化続けてます。

●『Party Animals』新モード「Infection」 4時間
ふにゃかわ動物による大乱闘パーティーゲーム。これまでにマリカ風レース、Among Us風宇宙人狼、Liar's Bar風嘘つきカードゲームなどが追加されてきた。今回新たに「Infection’」モード、「感染隠れ鬼ごっこ」が実装されたのでプレイした。
システムとしては開始時に呪いの本を掴んだプレイヤーの一人が鬼となり、狭い視界で感染鬼ごっこしていく。鬼が一定時間掴み続けると感染する。呪いの本を中心にエリアが拡大していき、エリア内では隠れてるプレイヤーの位置がミニマップに表示される。攻撃などは普通にでき、パワーアップアイテムもある。
この視界の調整とフィールド構成が絶妙で、それぞれ戦略や相手の心理を読む必要があり、鬼側も隠れる側も面白い。配置次第では隠れて油断していて突然背後に鬼が現れることもある。隠れる側で仮に見つかっても逃げる方法もあり、鬼側はスタミナが有利になっている。これまでのように元ネタがあるのか分からないがこれをメインモードにしてもいいくらい駆け引きが楽しい。
「Infection」の実装に合わせてクトゥルフスキンなどの期間限定バトルパスも始まったので、しばらくはプレイ継続予定。
●オクトラ『オクトパストラベラー』3.5時間
スクエニHD-2Dの元祖となるターン制コマンドRPG。クリアだけで60時間と聞いていたので買うつもりは全くなく、『オクトラ2』の方は体験版があるので、本作をゲームパスで体験版としてプレイした。3人目シナリオのボス戦で辞め。
「HD-2D」は商標であり、スクエニによると3Dフィールドとドット絵キャラの融合とのこと。そういう作品は増えてるが、本作のように3Dフィールドのテクスチャにドット絵を採用しているのは今でも珍しく独自性がある。いい雰囲気。
村人に対するフィールドコマンドが豊富で、村人一人一人に様々なステータスを設定しているのが良く出来ている。全ての村人に色々試したくなる。いいところはこれくらい。
戦闘は弱点によるブレイク狙いが同じことの繰り返しで結構だるく感じてしまい、エンカウント率が高すぎるのも相まってプレイするのが辛い。3人目のボス戦の後半で連続自爆を食らってゲームオーバーになったのだが、10分ほど戦ったあとに何が来るのか分からないのに必ず食らうターン制コマンドバトルの理不尽さを改めて実感した。
ついでに、フィールドの画面切り替えも多く、ロードも長く感じる。
序盤なので点数付けられないが、仮にクリアしたとしてもMAX80点な印象。
●『Balatro』8時間
2024年GOTY獲得数3位のデッキ構築ローグライト。話題にだったのでいつか買うつもりだったがいい機会だったのでゲームパスでプレイした。
システムとしては様々な効果を持つジョーカーを集めつつ、手札からポーカーの役を作り上げ、規定ターン以内に規定スコアを超えるというもの。3ステージごとにボスのような存在がいて8ボス倒すのがひとまずの目的。
ジョーカー以外にもカードや役そのものを強化する要素もあり、バトル毎にショップで売買できるので、その辺りが3択が多いローグライトとの差別化か。とはいえ、やれることが多すぎて逆に難しく感じた。
5時間ほどプレイして3/5/7/9のような一段飛ばし4枚でもストレートが成立するビルドができて、その状態で一度だけクリアできた。しかし、その後も何度が挑んでも全然クリアできない。
プレイすれば新たなジョーカーがアンロックされるものの、おそらく永続強化要素がないので結局序盤の立ち上がりはランダム性が強い。先月までハマっていた『将棋ライク』も似たようなものだが、こちらの方がシンプルな3択で実力が反映されやすく熱中できた。
アンロックや初期デッキが多数あるのはモチベーションになるので、その辺りは『将棋ライク』を超えてる。もう一度とやりたいと思わせる魅力は一応ある。
点数付けるなら80点くらい。

●『Blue Prince』11時間
日本では全くプロモーションされておらず、突如としてメタスコア90取った謎のゲーム。謎解きローグライトというシステムがイメージできなかったのでゲームパスでプレイした。
システムとしては9×5マスの屋敷の下から一番上を目指していき、扉を開く際に毎回異なる3択から部屋を作っていくというもの。部屋には謎解きのヒントがあったり、リソースを入手できたりする。
ランダムなローグライト要素と謎解きが完璧に融合していることに驚くとともに、システム自体も非常に面白い。しかし、リソース管理が非常に厳しく謎解きに集中できない状況に多々遭遇する。
また、本作は英語のみで、英語やアルファベット由来の謎解きも多数登場する。さすがに難しすぎてやめてしまった。一応自力で8日目に運良く一番奥の部屋には到達できたが、これで終わりではない。
点数付けるなら85点くらい。

●『REMATCH』2時間
カンフー死にゲー『Sifu』を作ったスタジオにサッカーアクション。『Sifu』が面白かったので気になっており、ゲームパスでプレイした。
ざっくりしたルールはサッカーなのだが、三人称視点で3人~5人チームの一人だけを操作するアクションゲーム。サッカーと違ってファウルやオフサイドもなく、エリアも壁に囲まれていてボールは反発する。
操作は結構難しいものの、思い通りに動かせればトリックシュートなどもできる。
さらに特徴なのが1点入るたびに全員のポジションが変わってキーパーもやることになる。
サッカーっぽいアクションとして非常に面白く、もっとやりたかったのだがコントローラー問題でやめた。
PCゲームパス版はPS5コンを認識しなかったため、調子の悪いXboxコンを使用した。XboxコンはLボタンが壊れており、本作においては自由にダッシュできない状態。
ゲーム側のせいではないものの、今回触った他のゲームパスタイトルは全てPS5コン対応してたので本作も頑張ってほしかった。
買ってもいいくらいではあるものの、シーズンパス形式の運営型としてはちょっと高く感じる。あとオンライン対戦以外にやれることもチュートリアルくらいしかなかった気がする。
点数付けるなら80点くらい。
●『Little Kitty, Big City』3時間
アメリカのインディースタジオによる猫のオープンワールド。高層マンションから落下してしまった猫が家へ帰ることが目的。2024年5月に発売され少し気になっていたのでゲームパスでプレイした。
まず、猫のモーションは素晴らしく本物っぽい可愛さがある。その猫を操作して街で謎を解いて家への帰還を目指す。ただ、街は屋内や屋根の上など細かく作りこまれてはいるものの結構狭い。
クリアだけならおそらく2時間程度で終わる。実績コンプを目指すと6時間程度らしい。
行き交う人のリアクションなどもよく作られているが、やれることが少なく、収集要素の衣装も猫耳が隠れる被り物ばかりで魅力半減。やり込む気になれなかった。犬派であることも原因かも。
点数付けるなら70点くらい。ゲームパスじゃなかったら価格的におすすめできない。
●『Berserk or Die』
『ヴァンサバ』がパブリッシングする国内の個人開発作品。生き残るという目的は共通ながらサバイバー系ではなく、横スクで押したキーの数に応じて移動と攻撃が変わるという、これまでにない操作体系が特徴。コントローラーでも一応プレイは可能。
8時間ほどプレイして一通りクリアした。やり込み要素はまだまだある。
『ヴァンサバ』のサポートは結構感じられ、敵を倒した時の演出や強化しまくれる仕様、大量の実績に紐づくアンロックなど『ヴァンサバ』の精神は感じられる。
そして、シンプルな操作なのにキャラ性能も個性が異なっていて面白い。終盤に開放できるぶっ壊れキャラは処理落ちするほど敵を倒し続けることができて爽快感も凄い。
ただし、ステージ4だけは横スクロールしない固定ステージとなっていて、ここだけ異常に難易度が高い。アプデが予定されてるのでその後にまたプレイ予定。点数付けるなら78点くらい。
●ハンドラ『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』100時間
『ダンガンロンパ』のところの新作ADV+SRPG。100日間の学園生活と100分岐のEDがあるという狂気の作品。体験版が面白かったので少しずつプレイしていた。真相ルートクリア+20ルートほどED到達。
ADV作品は見るだけなのであまりプレイしない。とはいえ、昔プレイした『Ever17』のようにゲーム媒体でしか描けないような作品があることも知っている。本作は体験版の数時間でも予想できないような展開だったのでストーリーに期待してプレイした。
結果的に、本作はゲームでしか描けないストーリー体験となっていた。動画視聴で満足できるようなストーリーは採点対象外だが、本作はプレイヤーごとに異なる体験かつゲーム媒体を活かした作りなのでストーリーで大幅加点。
また、SRPGパートも既存のものとは一線を画すシステムとなっている。システム詳細は省くが、戦闘パートも非常に面白かった。一方で快適性やテンポの悪さなどの問題はある。
レビューを書く予定はないが点数付けるなら85点くらい。
●『Clair Obscur: Expedition 33』35時間
レビュー済み。
関連記事:『Clair Obscur: Expedition 33』レビュー。全てのターン制コマンドバトルを過去にするRPGの再発明、でもアクションRPGの方が好き【2025年90点神ゲー】
-2025/7/2

DLCの導入によりCTの動作が変わるというのはこれまで経験がないものの、本作では…