PS5から約1年遅れでPC版『FF7リバース』(FINAL FANTASY VII REBIRTH、ファイナルファンタジー7リバース)が発売されました。
本作は「FF7リメイクプロジェクト」の2作目にあたり、前作『FF7R』(FINAL FANTASY VII REMAKE、ファイナルファンタジー7リメイク)のセーブデータ特典が用意されています。

セーブデータ特典

『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE』のセーブデータをお持ちの方は、それぞれ下記特典を受け取ることができます。

  • 『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE (Main Story)』のセーブデータ
     召喚マテリア:リヴァイアサン
  • 『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE (INTERmission)』のセーブデータ
     召喚マテリア:ラムウ

※セーブデータは『FINAL FANTASY VII REBIRTH』をプレイするPCに保存されている必要があります。
※アカウントは『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE』をプレイしたアカウントと同じである必要があります。

FINAL FANTASY VII REBIRTH - Steamストアページ

しかし、PC版の『FF7R』は、PS4から約1年遅れでEpic版、約2年遅れでSteam版が発売され、クーポンにより最安値だったりEpic版限定MODがあったため私はEpic版『FF7R』を購入しています。
関連記事:PC版『FF7R』本編ユフィ加入などパーティ編成MOD

セーブデータ特典のために『FF7リバース』もEpic版を購入予定だったのですが、外部ストアGMGにて43%オフの最安値だったため結局Steam版を購入しました。
関連記事:Steam新作を割引購入できるサイトと仕組み。外部ストアで買う方がメーカーにお布施できる!

もちろん購入前にEpic版からSteam版へのセーブデータの移行可能か調べた上です。
Steamコミュニティによると簡単に移行できるらしく実際にやってみたのでまとめておきます。
本記事内容は『FF7R』『FF7リバース』における移行方法です。他ストア間のセーブデータ移行方法はタイトルによって異なりますが参考にはなりえると思います。

DLC第一弾「Echoes of the Fallen」、DLC第二弾「The Rising Tide」が含まれたコンプリートエディション

1.『FF7R』『FF7リバース』のセーブフォルダ準備

移行において必須作業ではないですが、Epic版『FF7R』とSteam版『FF7リバース』を起動して自動的にセーブフォルダを作成させます。(『FF7R』プレイ済みなら起動しなくてもセーブフォルダはあるはず)
Windows環境によりますが以下のどちらかにセーブフォルダが作成されています。
 \OneDrive\ドキュメント\My Games
 \<ユーザー名>\Documents\My Games

スクエニ製のセーブデータは基本的にMy Games配下に保存される。

これで移行準備完了です。
『FF7リバース』を起動したのは以降の手順でSteamIDをコピーするためなので、上画像のように他タイトルのセーブフォルダがあれば起動しなくても構いません。

ちなみに、移行作業前にSteam版『FF7リバース』を起動してセーブデータ特典を貰おうとしても、当然ながらSteam版『FF7R』のセーブデータが見つからず貰えません。

Epic版のセーブデータはSteam版では読み込めない。

2.セーブデータ移行(コピー)

移行作業を手順番号で示します。

①『FF7リバース』(他タイトルでもOK)セーブフォルダ配下の「Steam」フォルダをコピー。
 \My Games\FINAL FANTASY VII REBIRTH

『FF7リバース』の「Steam」フォルダをコピー。

②『FF7R』セーブフォルダに「Steam」フォルダをペースト。
 \My Games\FINAL FANTASY VII REMAKE

『FF7R』に「Steam」フォルダをペースト。

③ペーストした「Steam」フォルダ最下層のセーブデータを削除。(後でやってもいい)
 \My Games\FINAL FANTASY VII REMAKE\Steam\<SteamID>

④『FF7R』セーブフォルダにある「EOS」フォルダ最下層のファイルを全コピー。EOSはEpic Online Serviceの略。
 \My Games\FINAL FANTASY VII REMAKE\EOS\<EpicID>

おそらくff7remake***.savが本編、ff7remakeplus***.savがDLC。塗り潰しはEpicID。

⑤③の『FF7R』の「Steam」フォルダ最下層にペースト。
 \My Games\FINAL FANTASY VII REMAKE\Steam\<SteamID>

ペースト後。未選択のファイルは『FF7リバース』のセーブデータなので消しておく。塗り潰しはSteamID。

これで移行完了です。
コピペしただけなのでEpic版『FF7R』はそのまま続きをプレイできますし、Steam版『FF7R』を持っていればそちらでも続きをプレイできるはずです。

3.動作確認

最後に動作確認しましょう。
『FF7リバース』を起動してタイトルメニューの「SAVE DATA BONUS」からセーブデータ特典が貰えます。

移行したセーブデータが読み込まれ、リヴァイアサンとラムウのマテリアを入手できた。

事前に調べていたとはいえ無事に特典が受け取れて安心しました。
需要はないと思いますが、『FF7リバース』のSteam⇔Epic間の移行もできそうですね。
他タイトルではコピペだけでは不十分でセーブデータ編集などが必要な場合もありますが、少なくとも「FF7リメイクプロジェクト」の三部作は本記事の方法で移行できると思います。
-2025/1/24

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