『FF16』(FFXVI、FINAL FANTASY XVI、ファイナルファンタジー16)のMOD導入方法です。

本作は『FF14』と同じ部署での開発ながら独自エンジンが用いられているらしく、過去作よりMOD作成が困難なようです。
とはいえ、すでにMOD導入方法は確立され、モデルMODもいくつか登場しているので導入方法を紹介します。

本記事内容はSteam版で動作確認しています。Epic版でも動作するはずです。

『ファイナルファンタジーXVI』の開発過程で描かれた、それら珠玉のアートを収録。繊細で美しく、存在感のあるアートの数々。

1.MOD配布サイトなど

使いたいMODがなければ意味がないので、まずは配布サイトの紹介。

Nexus Mods
世界最大手のMOD投稿サイト。ファイルをDLするにはアカウント登録が必要。
執筆時点で100以上のMODが投稿されていて、まだまだ発展段階なので今後も増えていくと思います。

FINAL FANTASY XVI Modding - GitHub
『FF16』の改造方法や導入方法などがまとめられたページ。

FINAL FANTASY XVI Modding - Discord
『FF16』のMODコミュニティ。
執筆時点では日々進歩しているのでModiingに興味あれば入りましょう。

外部ツールなど
外部ツールを使用する場合は導入方法が異なるので別記事にまとめてます。
関連記事:PC版『FF16』30fps制限解除、ウルトラワイド対応などの修正MOD「FFXVIFix」

2.管理MOD「Reloaded-II」

『FF16』ではほとんどのMOD導入に「Reloaded-II」(リローデッドⅡ)という管理MODを使います。
私は今回初めて使いますが、『P4G』や『グラブルリリンク』などでも使われてるようです。

早速以下のリリースページ「▼Assets」から「Release.zip」をダウンロード。こちらはSetup.exeと違いインストール不要でスタンドアロン動作します。
https://github.com/Reloaded-Project/Reloaded-II/releases

Assetsは少しスクロールした先にある。

DLしたzipファイルを展開し、好きな所に置いてください。私はフォルダ名を「Reloaded-II」にリネームしてDドライブ直下に置きました。
続いて中にある「Reloaded-II.exe」をダブルクリックして起動します。ついでにショートカットを作ってデスクトップにでも置いておきましょう。

初回起動時はチュートリアルが開くので、「Add Application」から「ffxvi.exe」を追加。
標準インストールであれば以下のフォルダから選択。
Steam:C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\FINAL FANTASY XVI
Epic :C:\Program Files (x86)\Epic Games\FINAL FANTASY XVI
※Epic版は他ゲームからの推測

チュートリアルでアプリケーションの追加。スキップして後からでも追加できる。

その後もチュートリアルが続くので全てNextでスキップ。
左側に「XVI」のアイコンが追加されているはずです。
もう一度チュートリアルを開きたい場合は左側の歯車マーク→「Reloaded II Tutorial」で開けます。
⊕マークにより他ゲームの追加も可能で、同じゲームを追加してしまった場合は、アイコンクリック→Edit Application→Deleteでアイコンを消しておきましょう。

同じゲームでも複数追加できてしまう。このままだと誤動作の可能性もあるため消しておくこと。

最後に『FF16』用のMODローダーを追加します。
Nexusもしくは以下のリリースページから最新版の「Final Fantasy XVI Mod Loader」をダウンロード。
https://github.com/Nenkai/ff16.utility.modloader/releases

DLした7zファイルをReloaded-IIのXVIアイコンのページにドラッグ&ドロップ。圧縮ファイルのまま追加可能です。
リストの内側は認識しないため外側にドラッグ&ドロップしてください。もしかしたらXVIアイコン追加後に再起動しないと認識してくれないかもしれません。

MODローダー追加。目安として赤枠の外側に圧縮ファイルをドラッグ&ドロップする。

なんらかの理由によりドラッグ&ドロップできない場合はフォルダへ手動で追加することも可能です。
「Reloaded-II」(元はRelease)フォルダ内にあるModsフォルダへDLしたMODフォルダを配置するだけです。こちらは圧縮ファイルはNGです。

Modsフォルダ。配置したMOD内のファイルが読み取られて自動的に対応ゲームに割り振られる。

なお、現状はリストからMODを削除するにはこのModsフォルダから直接削除するしかなさそうです。
これでMODを導入する準備ができました。

3.個別MODの導入

個別MODの導入は簡単です。
2項と同じ要領でNexusなどからDLしたファイルを「Reloaded-II」画面上へドラッグ&ドロップするだけです。
圧縮ファイルのまま追加可能ですが、例えばジルのロングスカートを除去するMODはzipファイルの中にさらに2種のzipファイルがあるので2つ別々にドラッグ&ドロップしないと追加されません。

いくつかのMOD導入後。

個別MOD導入後は赤枠のボックスにチェック(+マーク)すると有効化されます。
最後に左上(赤線)の「Launch Application」をクリックするとMOD適用状態でゲームが起動します。

「Reloaded-II」から起動するとタイトル画面右下にMOD情報が表示。
クライヴとジルの衣装や武器が導入したMODに置き換わった。

なお、一度「Launch Application」から起動すると以降は通常起動してもMOD適用状態となります。インストールフォルダのファイルそのものが置き換えられているというわけです。
そのため、MOD無効化するには「Reloaded-II」でMODローダー以外のチェックを外して「Launch Application」から一度起動して無効化してることを確認してください。
Modsフォルダから削除する場合も無効化→削除という手順を踏みましょう。
[24/10/25追記] MODによっては「Reloaded-II」から起動したときのみ有効となるものもあるようです。

導入については以上です。
見た目を変えるモデルMODで解説しましたがシステム系MODも同じ方法で導入できるものが多いです。
今後おすすめMODが増えたら別途まとめるかもしれません。
-2024/10/14

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