無料配布ゲームを中心にレビュー感想やMOD&チートのリンクをまとめていきます。
2022年は大作が豊富なのでなるべく少な目にしたい。

前回記事:無料配布ゲーム等のプレイ記録2021

目次(項目ジャンプ)

●『メガニケ』勝利の女神NIKKE(1時間) [22/11/15以下追記]

テンセント傘下よりスマホ向けに配信されたシューターRPG。
以前よりよく名前を聞いており『原神』『幻塔』並みのAAAタイトルかと思ってandroid端末でプレイした。
結果として全く面白くなかった。
『原神』『幻塔』のようにガチャで入手したキャラで戦場を駆け回れるものと思っていたら、ただの固定ポーズ2D絵キャラが遮蔽物に隠れて撃つだけで動かす楽しみが全くない
その戦闘も縦持ちのせいで視界が狭くなっており、敵の配置や予備動作が非常に分かりづらく戦略性や爽快感に欠けるものだった。
とはいえ世界観は『ニーアオートマタ』に非常に似ており、ストーリー導入は『原神』『幻塔』よりは面白かったのでストーリー目的でプレイするのはアリだと思う。

●FFオリジンDLC2『次元の迷い人ギルガメッシュ』(200時間~)

『仁王』のTeam NINJAによるハクスラ死にゲー『FF』外伝作。Epic版を引き続きプレイ。
アプデ同日に発売された『スターオーシャン6』を買ったため、DLC2のラスボスのみエクストラモードでクリアして20時間未満しかプレイできてない。
本DLCの目玉はランダムダンジョン「次元の迷宮」。ここでのみ有効なバフやアイテムを駆使して100階層を目指しつつ失敗するとやり直しになるというローグライトなので、個人的には大好物で無限にプレイできそう。
難易度的にハクスラ死にゲーは変わってないので潜るためのビルドを考えるところで一旦止まっている。
『スターオーシャン6』が落ち着いたら少しずつ進めたい。

●『幻塔』Tower of Fantasy 2.0(40時間~)


テンセント傘下からリリースされた基本無料オープンワールドアクションMMORPG。
Ver2.0「ヴェラ」からは基本的にSteam版をプレイしている。
まず、期待していたコントローラー対応は不完全でSteam機能のキーコンフィグが使えず、幻塔側の設定を引き続き使う必要がある。結局キーマウと併用している。
ストーリーは相変わらず何をやってるか分からないものの、新たなマップのミラポリスは高低差のあるサイバーパンクな街並みとなっており文句なしに素晴らしい
とはいえ、探索のみのマップとなっているのでこの街並みで戦闘もしたかったところ。
2.0でデイリーコンテンツも増えてやろうと思えばずっとプレイできるくらい楽しんでるが、逆に拘束時間も増えたのでいくつかは諦めている。
他にやるゲームもあるので2.0のストーリーは執筆時点で終わっておらず、今後も少しずつプレイする予定。マンスリーとシーズンパスは継続課金中。

●『ニーアオートマタ』NieR:Automata2周目&DLC(約30時間)


説明不要のヨコオタロウ氏によるARPG。
2018年にサブクエ全部やり込んでセーブデータ献上したものの、当時は『レプリカント』未プレイかつノートPCでプレイしておりDLCもやっていなかったため、MODありハードモードでプレイした。
まず、アプデにより最適化が施されていてデスクトップでプレイすると非常に快適かつ綺麗になって驚いた。今でも十分通用するグラフィック。
サブクエが時限式なのは不満だったので、サブクエを無視してストーリーを進めると25時間でEエンドに到達できて濃密なストーリーを一気に体験できたのも素晴らしい。
不満点として、ハードモードはほぼ一撃死となっていて調整ミスに感じたこととハードでも報酬に変化がないのでレアチップが少し出やすくなるなどはしてほしかった。
また、当時と同じ不満でレベル差補正が大きすぎで与ダメが0になるのはやりすぎ。
DLC消化に5時間かかり意外とボリュームがあったが、ロボット操作を強制するのは面白くない。
最後に、本編+DLC購入者はGOTYエディションの追加コンテンツが使えないのはどうにかして欲しい。

●『いっき団結』CBT(1時間)


FC時代の伝説のクソゲーと自虐する『いっき』のヴァンサバ風協力アクション。
最大16人協力プレイが謳われておりCBTでは8人でプレイすることができた。
まず固有武器が異なるキャラがランダムで選ばれ、4人ずつ離れたフィールドに初期配置される。開始すると4人である程度固まってないと死ぬ難易度。
経験値は全員共通でレベルアップ時にサブ武器やパッシブを選択できる。サブ武器は素材がないと攻撃できないため、4人で一か所に留まってもクリアできない調整は上手い。
最終的にはマップ中央に8人揃わないとクリアできない難易度でかなり難しいがヴァンサバの協力プレイとしてよく考えられていて面白かった
永続強化やアンロック要素があるのか不明だが、複数ステージあるのなら1ステージ目は4人いればクリアできるくらいの調整が良さそうに思う。
価格次第では普通に買いたい作品。

●『幻塔』Tower of Fantasy(50時間?~)[22/8/19以下追記]

テンセント傘下からリリースされた基本無料オープンワールドアクションMMORPG。
PC版をコントローラーでプレイしており、iOS/android版もある。Steam/Epic版も予定されている。
中国開発・基本無料ガチャ制・スマホ対応・アニメ調・オープンワールドアクションや探索要素など『原神』に非常に似ている、というより明らかに参考に作られているが、こちらは常時多人数マルチのMMOなのでソロRPGの『原神』とは根本的に異なる。
また、大前提としてリリース時点ではフィールド操作しかコントローラー対応しておらずUI操作はマウスが必須となる。(Steam版に期待)
個人的にコントローラー非対応のゲームはそれだけでプレイしない理由となるが、UIが操作できないにもかかわらず睡眠時間を惜しむほどハマってしまっている。シーズンパス的なものに速攻で3800円課金してしまった。

良い点はたくさんあるが大きく抜粋。
探索:『ブレワイ』『原神』の壁登り・滑空はもちろん、無限ダッシュ・2段ジャンプ・空中3連回避・上空への飛翔・グラップルフック・乗り物など移動と探索が非常に快適。機動力を活かす高低差に富んだフィールドには報酬(ガチャ券)がミニマップ表示され、リポップする宝箱もあるので誇張抜きに探索要素は今までのゲームで一番楽しい
戦闘:いわゆるハイスピードバトル。武器(キャラ)毎に異なるコンボとスキルが用意されており、ジャスト回避によるスローや空中でもコンボできるためスタイリッシュに戦える。MMOならではのワールドボスに無制限多人数で挑むのがめちゃくちゃ楽しい。ただし、敵のモーションが分かりづらくジャスト回避は狙いにくい。
グラフィック:『原神』と同程度の綺麗なグラフィックで『幻塔』の方が好み。キャラデザやモデリングは『原神』の方が出来がよく、『幻塔』はキャラクリできるのが強み。
課金圧:無課金微課金でも数百連レベルでガチャを引けて天井も低く、さらにガチャ回数に応じて最高レアを選択交換できて非常に良心的。ただし、完凸や上位を目指すには課金必須のPay to Win型

悪い点は以下。
操作性:スマホ版は移動操作のいわゆるプニコンが位置固定なので動かしにくい。UIはコントローラーで操作できないためキーマウとの併用が必須となる。
ストーリー:世界観は悪くないのに、イベントではゲーム内用語連発され描写不足で目的がコロコロ変わるので何をやってるのか理解できない。全体の流れは一応理解できるがストーリーは全スキップしても問題ないレベル。
デイリー:無料ソシャゲでもあるので毎日やることが用意されてるが消化するために結構時間を取られる。毎日消化するのはきつくなりそう。

総合的に機動力や課金圧など『原神』のイマイチな部分を改良して作られているものの、ストーリー重視のソロRPGを求めてる人には合わないと思われる。

●FFオリジンDLC1『竜王バハムートの試練』(180時間~)

『仁王』のTeam NINJAによるハクスラ死にゲー『FF』外伝作。Epic版を引き続きプレイ。
本記事下部でも紹介した通り、本編もそれなりにやり込んでおり、戦闘だけなら全ゲーム中でもトップクラスに面白い。
とはいえ、本編だけである程度ビルドが完成すると倒すべき敵がいなくなりやることがなくなるのでしばらく置いていた。
発売から4か月経ってようやくDLCが配信されたので、期待して購入したところそれを上回る出来で非常に満足できるものだった。
追加されたボスは2体でシナリオも短いが新たな難易度「バハムート」が追加されるとともに、新規含む31種のジョブ全てに2種の上位クラスチェンジが追加されてそれぞれ強化できるため非常にやり込みがいのある内容となっている。
難易度「バハムート」では既存ボスにも新たな攻撃が用意されて通常プレイだとほぼクリア不可能なレベルだが、それに対してハクスラ要素もパワーアップしており、何らかの特化ビルドを作れば比較的楽に倒せるようになるバランス調整も上手い。
本編と別枠ではなく本編拡張タイプのDLCは初めて買った気がするが他作品のDLCも全て本編拡張としてリリースして欲しいと思うほど満足度は高い。
DLC2弾3弾にも期待して長くプレイしたいゲームとなった。

●EXOPRIMAL『エグゾプライマル』CBT(3時間)

カプコンから2023年発売予定の恐竜PvPvEアクションTPS。
5種類のロールが使えるCBTをプレイした。
CBTでは基本モード(?)の5対5のチーム戦のみプレイでき、7,8戦中半分以上は勝てたはず。
ゲームの流れはPvEの場合は相手チームより早く殲滅することを目指し、その繰り返しでミッション自体が刻々と変化し、最終ミッションのPvPや拠点防衛などで決着が付く。
チームメンバーはいつでも自由にアタッカー/タンク/ヒーラーなどのロールを変更できる。
カプコンだけあってアクションはよく出来ていて大量のラプトルを殲滅するのは爽快感があり気持ちいい。
タンクやヒーラーも一人はいないと成立しない調整なので、それらでも活躍してる感覚が得られる。タンクとヒーラーではMVPを取れた。
とはいえ、最終ミッションまでに相手チームと時間差が広い場合は逆転が難しく途中のミッションの必要性が薄く感じた。(もちろんゲーム性を理解できてない可能性もある)
また、チーム内での連携が非常に重要なので製品化された際に野良で勝てるイメージが湧きにくい
個人的にはモンハンのように自キャラを強化できるPvE特化モードがあるなら製品版もやってみたいとは思えた。

●Noah's Heart『ノアズハート』(1時間)

スマホ/PCで展開される惑星オープンワールドMMOアクションRPG。
売り文句でもある「惑星まるごと」=球体世界が非常に魅力的な要素でかなり期待してプレイした。
が、PC版がコントローラー非対応のためキャラクリ後のチュートリアル段階で辞めた。
本作はMMOなので『原神』と単純比較はできないがガチャ制や探索要素はほぼ同じなのでざっくり比較する。
グラフィックについてはアニメ寄りのフォトリアルで最新ゲームとしては見劣りするが、スマホ向けOWと思えば及第点。
移動面については空中に飛び上がるジェットパックとフックに乗り物もあるので『原神』よりは快適なはず。
また、オート移動にオート戦闘は個人的にいらないがこれがあることで気楽に続けられそうな気もする。
個人的に一番刺さったのにはガチャキャラを仲間NPCとして引き連れて冒険できること。調べてもMMOアクションで常時仲間NPCを採用しているものはなさそうなので、この一点のみでかなり評価は高くなる。
とはいえ、コントローラー非対応な時点でプレイに至らないのでいつか正式対応してほしいところ。
というか有名なMMOアクションRPGの『黒い砂漠』や『PSO2NGS』に仲間NPCのシステムが実装されたらそっちをやりたい。

●『Dead Cells』(3時間)


600万本突破したインディーの2D横スクローグライク+メトロイドヴァニア。
セール+クーポンでEpic版を548円で購入して積んでたので判断するためにプレイした。
大前提としてローグライクは大好物なので、ドハマりする覚悟を持ってプレイしたものの3時間プレイして合わなかった。
まず、探索範囲が広がるメトロイドヴァニア要素がランダムダンジョンでも実現できているのは素直に凄い。
が、戦闘については武器2種類しか持てずローグライクにありがちなパッシブによる超強化などもなさそうだったので続ける気になれなかった。
さらに、本作をプレイして改めて気付いたのが私は2D横スクアクションに面白さを見出しにくいということ。
もちろん昔はマリオ・ロックマンなど往年の名作を楽しんでプレイしていたものの現在は3Dアクションに慣れてしまっているので、2Dであっても『HADES』のように奥行きがないと楽しみが半減してしまう。
Steam97%好評でありあくまで私に合わなかっただけなので、楽しめる人の方が多いと思う。

●『10 Minutes Till Dawn』(1時間)


『ヴァンサバ』ライクなツインスティックシューター。
20分版の体験版の位置付けだった10分版(配信停止)をプレイした。
『ヴァンサバ』フォロワー作品はいくつもあるがその中でも本作は面白い方と思われる。
但し、根本的なゲーム性として『ヴァンサバ』はオート攻撃に対して、本作はエイム&射撃が必要になるため難易度が高めで取っつきにくい。
逆に言えばプレイヤーのスキル依存度が高いのでこちらの方が好きな人もいるはず。
とはいえ私はオート攻撃だからこその気軽さも含めて『ヴァンサバ』を楽しめたので私には合わなかった。

●『百英雄伝 Rising』(16時間) [22/5/18以下追記]


『幻想水滸伝』スタッフによる『百英雄伝』の前日譚となる横スクアクションRPG。
クラウドファンディングのバッカーなので700円分の返礼として受け取った。
横スクアクションを滅多にプレイしないのであまり期待せずプレイしたら想像以上に面白かった。
まず、開始後1~2時間は不安になるほど単調なアクションしかできないため微妙だが、仲間加入後から右肩上がりにアクションの幅が広がっていく。
それでもアクションRPGとしては全体的に簡易な作りなのでこれだけが目的なら値段相応程度。
本作のメインはサブクエ相当の『おつかい』とそれによる『街の発展』にあり、ありがちな「素材をいくつ集めてこい」だの「あの人を探して」だのが大量に用意されている。
これだけ聞くとただ面倒なだけだが、メインシナリオのついでに素材を集めたりファストトラベルを駆使すればどれも簡単に達成できる。
テンポよく大量のおつかいを消化して、その都度報酬を貰いつつ街が発展するためサブクエ消化が徐々に病みつきになる。
メインの3人のキャラも魅力的で、おつかい消化などでも小気味いい掛け合いが見られて楽しめる。
その他『百英雄伝』に登場するであろうキャラも複数登場し、世界観の説明もなされており、前日譚としては100点の出来
サブクエ消化しながらでも10数時間でクリアできてフルプライスならあり得ないが、3000円程度だったとしても十分満足できる内容だった。
MODは執筆時点ではない。
チートこの投稿の「Eiyuden Chronicle Rising V1.5.CT」に一通りのチートが揃っている。但し、CE7.0では動作しなかった。

●『エコマナ』聖剣伝説 ECHOES of MANA(1時間)

聖剣伝説シリーズのソシャゲ。android版をPCエミュでチュートリアルのみプレイした。iOS版もある。
android版は3点以下と酷評されているがシリーズとしてはむしろ出来はいい。
メインとなる戦闘は『聖剣LOM』のようなベルトスクロール形式で自由に移動でき、自操作で攻撃や回避なども行えるためアクション性も高く、聖剣シリーズでも上位の出来。
ソシャゲはオートバトル形式のものばかり触っていたので、自操作できるという点だけで4点以上付けれる。
また、ガチャからは敵キャラ含む聖剣オールスターが登場し、低レアキャラも最高レアまで育成可能でもちろん操作できる。(課金圧などは評価できない)
普通にプレイしたいものの、スマホでアクションを長時間プレイするのはきついので現在は欲しいキャラがピックアップされるまで待機中。
できればPC版を出して欲しい。

●『Pixel Survivors: Roguelike』(1時間)


『ヴァンサバ』フォロワー作品。itch.ioのブラウザ版をプレイした。android版もある。
自動攻撃で倒した敵からのジェムを回収しランダム強化するのは本家と同様。
その他細かな違いがいくつもあるものの、最大の違いは攻撃時のSEがなく現状では気持ちよく遊べない。
ステージ2に経験値回収ロボがいるなどの独自要素は面白いため、SEが実装されればそれなりに長く楽しめそうな感じはした。
永続強化用のリソースが稼ぎにくいので本家並みに稼げるようにした方がウケるはず。

●『異世界サバイバー』(1時間)

国産の『ヴァンサバ』フォロワーの異世界もの。早期アクセス中のandroid版をプレイした。
自動攻撃で倒した敵からのジェムを回収しランダム強化するのは本家と同様。
その他細かな違いがいくつもあるもののほぼ全てにおいて本家の方が上回っている。
最大の違いは数回プレイしても3,4分で死ぬほど難しく、永続強化するためのリソースが1プレイでは全くと言っていいほど稼げないこと。
アイテム課金を視野に入れてこのような調整されていると思われるが、爽快感もないので続ける気になれなかった。

●『Zonbie Survivors』(1時間)


『ヴァンサバ』フォロワーのゾンビもの。itch.ioのブラウザ体験版をプレイした。
自動攻撃で倒した敵からのジェムを回収しランダム強化するのは本家と同様。
その他細かな違いがいくつもあるもののほぼ全てにおいて本家の方が上回っている。
最大の違いはプレイ後の永続強化要素がない?ことでプレイを続けるモチベーションが湧かない。

●A Superman Style Flight Experience(1時間)

UE5で配布されている『マトリックスデモ』の街並みをスーパーマンで飛び回れるデモ作品。
itch.ioで無料DLできる。(サイズが大きいためDLしたファイル内にさらにDLリンクが記載)
単に街を飛び回れるだけなのでゲームと呼べるものではないがそれでもUE5の表現の凄さを体感できる。
やはりNaniteによるオブジェクトの無限描写は圧巻。
ゲームではないのでMOD&チートは調べていない。

●『FFオリジン』STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN(120時間~)

『仁王』のTeam NINJAによるハクスラ死にゲーの『FF』外伝作。Epic版はレビューできないためここに書く。
ストーリーとしては初代『FF』へと繋がる物語が描かれており良し悪しは人によるとはいえ、序盤から中盤にかけては描写が雑すぎて無くてもいいと思えるほど。とはいえ、終盤の怒涛の伏線回収が素晴らしく、個人的にゲーム史に残せるレベルの衝撃イベントが用意されている。
グラフィックは『FF15』ほど綺麗じゃないにもかかわらず非常に重く、今後も最適化は続けるらしい。
フィールドは過去ナンバリング作がモチーフにされていて懐かしさはあるものの、全てがダンジョンで暗く閉塞感のあるマップしかない。ミニマップがないのも不便。

ここまで不満点を書いたが、本作のメインである戦闘面はずば抜けてよく出来ている。
直前にプレイした『SEKIRO』の「弾き」(ジャスガ)や「体幹ゲージ」に似たシステムがあり、ジャスガを主体とした戦闘が純粋に気持ちいい。
成長要素であるジョブシステムと組み合わさることでコンボにより多数の必殺技を繰り出せたり、遠距離から魔法を放ったり、多種多様なバフをかけたりと戦略性もある。
さらに、本作の仲間は通常時は防御主体でほぼ死なず、指示すると技を連発して高火力を出したりヘイトを買ったりと非常に頼りになるもので、アクションの仲間AIとしては最高峰
しかも、頼りになる仲間がいても死にゲーとして成立するバランス調整は見事としか言いようがない。
戦闘だけなら『SEKIRO』はおろか全ゲーム中でもトップクラスに楽しい。
ハクスラならではのクリア後やり込み要素も豊富なのでまだまだプレイする予定。拡張DLCも3つ予定されているので必ず購入する。

●『バビロンズフォール』BABYLON'S FALL体験版(20時間)


『ニーアオートマタ』のアクションでハクスラするというコンセプトで作られたアクションRPG。
昨年クローズドβをプレイし感触は悪かったものの、公式生放送での誠実な姿勢に好感を持ち、『ニーアオートマタ』コラボ期間中のみ体験版をプレイした。
コラボ衣装等を交換するためにデイリーミッションなどの消化もしていたので体験版としてはプレイ時間は多くなっている。
ただし、20時間プレイしたものの評価としてはかなり厳しい。

まず、根幹のアクションが一応は『ニーアオートマタ』に近いもののモーションの繋ぎに引っかかりがあり、動かしていて気持ちがいいものになっていない。
さらに、カメラロックオンに問題があり、狙いたい敵にロックオンするのが困難でかなりのストレスになっている。(アプデで改善予定)
本作の大きな特徴である油絵調グラフィックは、静止画ではそれなりの雰囲気に仕上がっているが、カメラが回転しまくるハイスピード3Dアクションとは相性が悪すぎて、ただの低解像度グラフィックにしかなっていない。
クローズドβになかった序盤トーリーについての良し悪しは人によるが、ミッションの前後に数分のストーリーがありかなりテンポが悪い。
ステージ構成もハクスラでの周回がメインとはいえ、ただただ一本道を駆け回るだけなので面白くもない。マンネリを防ぐために導入されたと思われるステージギミックはアクションの妨げにしかならず負の連鎖になっている。(アプデでギミックは減少予定)
モンハンのように広いフィールドを複数人でハクスラ周回する仕様ならばそれだけで評価は高くなるはず
ハクスラ要素は体験版の範囲ではどんどん強いものが手に入って厳選したりできなかったので基礎ステータス以外の強化は体感できなかった。
最後に、本作はシーズン制のバトルパスがあり、ゲーム内のスキン課金も大量に用意されている。スキン課金自体を否定しないがシーズン制にするのであればフルプライスは高すぎる。シーズン制ならば基本無料が当たり前で、高くても『PUBG』並みの3000円以下が妥当

このような問題点がありつつも公式が誠実に継続的な改善を続けるとのことなのでセールで3000円以下になれば買うことも検討している。
オンライン専用なのでMOD&チートは調べていない。

●『Magic Survival』(0.5時間)[以下初回執筆分]

『ヴァンサバ』が影響を受けたと公言しているandroidの基本無料ゲーム。
『ヴァンサバ』がアプデまでやることがないので試しにプレイしてみた。
言わば「移動型タワーディフェンス」の元祖の作品なので、さすがにゲームシステムはよく出来ており、『ヴァンサバ』よりもやり込み要素は豊富。
経験値は敵からではなくランダムに地面に落ちているなど実際にプレイするとゲーム性が大きく異なっているが、レベルアップを経てド派手になるエフェクトは気持ちいい。
とはいえ、『ヴァンサバ』はカジノゲーム開発者がそのノウハウを活かしただけあって、SEや演出すべてが気持ちいいのに対して本作は爽快感が遥かに劣る
ダメージ表示もないため強くなった実感も得にくい。(余談だがプレイヤーが強くなるゲームは全てダメ表示すべき、世界観に合わないならオンオフオプションを用意すればいい)
1プレイしかしなかったが『ヴァンサバ』をプレイした後だと続けようとは思えなかった。
スマホの課金ゲームなのでMODやチートは調べていない。

●『ブラザーズ : 2人の息子の物語』Brothers: a Tale of Two Sons(3時間)


2021GOTY『It Takes Two』クリエイターの出世作となったアクションパズルアドベンチャー。
何かで見かけてちょっと気になっていたところにEpic版が無料配布され、短時間クリアできるということでプレイした。(iOS/android版もある)
一人で2キャラを操作するというのは理解できていても、ちょっとしたことで混乱して上手く操作できなくなったりするがそれも含めて楽しめる。
意外にもダークファンタジーな世界観でストーリーは架空の言語で展開され、パズル難易度も低くすぐにクリアできるので、『ICO』や『風ノ旅ビト』が好きなら楽しめるはず。
2013年作品にしてはグラフィックも綺麗で、背景まで作り込まれたステージがどんどん使い捨てられていくのは豪華な体験だった。
とはいえ、1本道を3時間でクリアするとやることは何もないので定価ではおすすめできない。
MODもチートもなさそう。

●『サバイバルクイズシティ』Survival Quiz CITYプレイテスト版(1時間)


『フォールガイズ』×クイズ×妨害シューターなパーティバトロワ。製品版相当のプレイテスト版をプレイした。
『フォールガイズ』系のパーティバトロワはどんどん増えてほしいので少し期待していた作品。
チュートリアルを一通りとバトロワを2戦やって2戦とも決勝までは残れた。
ルールが少し複雑で、まずクイズを行い勝者と敗者に分かれ、敗者がアスレチックを勝者がその妨害を行う。(2戦で1回しかクイズ勝者になれなかった)
その際、お互いにコインを稼ぐことができ、ステージを生き残れば稼いだコインでアイテムを購入して強化することができる。
それを繰り返して最終的に一人だけ勝ち残れるのだが、コインでの強化要素がテンポ悪くなってるだけに感じてしまった。
また、妨害ではシューター操作も必要で『フォールガイズ』と比べて取っつきにくい
おそらく、純粋にクイズだけではバトロワになりにくいので勝者敗者に分ける必要が出て来て、そこに妨害を組み込んだことで、妨害を避ける強化要素などがどんどん追加されたと推測される。
キャラデザもイマイチ可愛くなくスキンのために頑張ろうという気になれない。
唯一、敗者となったときのアスレチックはそれなりに楽しめた。
オンライン専用なのでMOD&チートは調べていない。

●『Inscryption』(20時間)


ネタバレ厳禁と話題になったローグライトカードゲーム。
セール&1000円クーポンによりEpic版を640円で購入しクリアした。
まず、「何も見ずにプレイすべき」と各所で言われていたので、ジャンルすら知らずにプレイしたらカードゲームで驚いた。
カードゲームは今回が初プレイだったものの、ローグライトなランダム要素や合成要素があって試行錯誤しながら理不尽なボスに挑むのはそこそこ楽しめた。
とはいえ、ネタバレになるので詳しく書けないが、本作はその面白さを最後まで楽しむことができず、中盤以降はゲームとしての面白さも難易度も下がってしまい間延び感が強い。
ストーリーについては、他に存在しない常識外れの演出が用意されているのでそれを見る価値はあった。
但し、それを含めても個人的にはおすすめしにくいゲーム。カードゲーム好きなら楽しめるとは思う。
もしクリアしたら必ず以下の記事を見るべき。
『Inscryption』をクリアした人のための攻略情報
MOD公式拡張MOD(ほぼDLC)が存在する。現状Steam版のみの様子。
チートTrainerがあるものの動作未確認。

●『クラフトピア』Craftopia(3時間)


一時話題になったサンドボックスサバイバル牧場農業工業ハクスラハンティングファンタジーアクションRPGというあらゆる要素を組み合わせたゲーム。
フィールドのシームレス化も発表され、ずっと興味はあったので100円ゲームパスで体験版的にプレイした。
まず、「クラフト&サバイバル」としては他ゲームと比較してチュートリアルが非常にしっかり作られていて分かりやすい。綺麗なフィールドに序盤から自由に建築できるのは面白かった。
だが、現状は島を転々としていくのでせっかく作ったものが無駄になってしまう。シームレス化されればこれは解消されるはず。
また、戦闘では近接コンボや魔法も使えるようになっていて、コントローラーでクラフトも戦闘も行えるUIは感心するほどよく出来ていた。
スキルパネルも無数に用意されていて成長させる楽しみもあり、これだけの要素が粗削りとはいえ一つにまとまってるのは凄い。
とはいえ、「クラフト&サバイバル」を柱として他の要素が足されているので戦闘操作はやりにくい。
全体的にそれなりに面白いのだが、一番の問題点は「クラフト&サバイバル」にありがちなアイテム管理に追われること。普通のRPGは全てのアイテムを99個所有できるのに本作はすぐにアイテム欄がいっぱいになるので、RPGとして楽しむことができない。
せめて装備品以外は全種類99個持てるようにしてほしい。
MODNEXUSに100個ほど投稿されている。インベントリ拡大MODを入れれば楽しめそう。
チート:よさげなTrainerはあるもののアプデにより使えなくなるはず。

●『マイクラ』Minecraft(10時間~)

説明不要の世界一売れてるゲーム。縁あってマルチをする機会があり100円ゲームパスでプレイした。
MSストア上では多数のエディションが存在しており非常に分かりにくいが、 Minecraft Launcherをインストールすれば統合版Java版共にプレイできる。
本作のような「クラフト&サバイバル」は苦手ジャンルで、『テラリア』『ノーマンズスカイ』『サブノーティカ』など悉く合わずにすぐ辞めていて、『マイクラ』も例外に漏れずソロでやってたら間違いなく合わずに辞めてる。
だが、今回はマルチでプレイしたためそれなりに楽しむことはできた。
さすがに売れてるだけあって、『マイクラ』の何でも作ることができるという凄さ以外にも自動生成マップの美しさも実感することができた。
とはいえ、ゲームとして見たときにチュートリアルがなさすぎる。A+BでCを作るシステムがあってもゲーム内での説明は全くないので、Cの存在を知っておかないとネットで調べることすらできない。
ある程度知識がある人とマルチする前提でなければおすすめできない。
MOD&チートはあまりにも多すぎるので見送り。

●『ヴァンサバ』Vampire Survivors(60時間~)


300円でアーリーアクセス中のインディータイトル。2Dドットで無双できる神ゲー
どこかの記事で紹介されて一目惚れで購入した頃は同接1万人前後だったのが、執筆時点で7万人超えと毎週伸び続けていて化物タイトルになりつつある。
攻撃が自動なのでジャンルとしては「ローグライト+移動型タワーディフェンス」が近いと思われるが新たなジャンルとして確立される気がする。
ドット絵で軽いゲームに見えがちだが、全ての敵に当たり判定があって敵同士が押し合ったり、全ての攻撃エフェクト毎にダメージ計算がされて他のゲームではありえないほどの多段ヒットするなど、後半は物理演算が非常に重くスペックが上がった現代だからこそ実現できたゲームとなっている。
また、開発者がカジノゲームに携わっていたらしく、無双の爽快感は当然として、SEや演出や進化武器など人が気持ちいいと感じる要素ばかりで構成されていてストレスがほぼない。
これがウケている一番の原因で「電子ドラッグ」や「時間が溶ける」などと評されるのも頷ける。
アーリーアクセス中のため未完成ではあるものの、毎週アプデで新キャラや新武器が追加されるのも嬉しいポイント。
MOD&チートは存在するものの今は数が少なく別記事にまとめている。

●『アウトライダーズ』Outriders(54時間)


スクエニ販売のハクスラTPS。
バグが酷いが面白いという評判を聞いて100円ゲームパスでプレイし、ソロキャンペーンクリアで辞めた。
結論としては世界観、ストーリー、グラフィック、戦闘システム、ハクスラによる強化などほぼ全てが高水準でバグを許容できるなら神ゲー
特にストーリーはよく出来たSF映画で予想もしてなかった展開があり非常に面白かった。
また、「回復手段が攻撃」という戦闘システムも他のシューター系にはないオリジナリティで後半は敵軍に突っ込んで無双することもできる。
未だに致命的なバグが残っているので評価が低いのは納得できてしまうがバグを許容できればおすすめ。
ハクスラはクリア後が本番でDLCも予定されてるので本編込で買うかもしれない。
常時オンライン接続なので、MOD&チートは調べていない。

●『アウターワイルズ』OuterWilds(32時間)


天才が作った神シナリオの星系探索アクションアドベンチャー。
100円ゲームパスでクリアしたものの、MODが使いたいのでEpic版を1000円クーポンにより600円で買い直した。
翻訳に問題があるものの近い将来修正されるらしいのでそれを待ってDLCも購入する予定。
チートは別記事、MODも使ったら記事化予定。

●ONE PIECE『海賊無双4』(1時間)

ワンピース無双の4作目を100円ゲームパスでプレイした。
おそらくバンナム集英社ゲー初のおま国解除されたゲームだが現状MSストア版しかない。
三国・戦国、各種コラボ無双や海賊無双3は体験版をプレイしたことがあるものの無双シリーズ自体が5年以上ぶり。
3体験版でも十分楽しかったが本作はさらに色々と進化しており、弱から強攻撃へのコンボ技も多彩でゲージを溜めて使う特殊技も4種使える。
これが全43キャラ分あり、それぞれ成長させることもできるのでやり込み要素は膨大。
三国無双などと異なり、超巨大キャラと戦ったりプレイアブルとしても使えるのは魅力。三大将・四皇・七武海がほぼ全員使えるのは素晴らしい。
また普通に攻撃をしてると背景オブジェクトも一緒に壊れることがあり、破壊表現好きの私に刺さる要素。(破壊は以前の無双シリーズからあった?)
普通に長時間やり込みプレイしたかったものの、MSストア版はMODが使えないので将来的にSteam版などが出ることに期待して体験版的に触って辞めた。
MODNEXUSページはあるものの3つしか投稿されていない。MOD動画は多数あり有料MODとして多数配布されてる様子。
チート:このTrainerは動作するはず。
-2022/2/22

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