無料配布ゲームを中心にレビュー感想やMOD&チートのリンクをまとめていきます。
SteamDeckを入手したのでインディー作品のプレイが増えそう。

前回記事:無料配布ゲーム等のプレイ記録2022

●『Sifu』師父(12時間~) [23/6/30 以下追記]


フランスのインディースタジオによるカンフー死にゲー。セール&クーポンでEpic版を2000円で購入した。
大元のシステムは『SEKIRO』風のジャスガと体幹が重要なゲーム性だが、「死亡時に年を取る」という独特なシステムが採用されている。
全5ステージが20歳から始まり、連続死すると加算年齢も増えて、70歳を超えるとゲームオーバーという仕様でステージ移行しても年齢は引き継がれるため、一度クリアしたステージをより若くクリアするという繰り返しプレイが必須となる。
従来の死にゲーのようにボス戦だけを繰り返しプレイできないため、死亡時はショートカットを駆使して再度ステージ攻略することになり、これが結構だるい作業でマイナス点。
とはいえ、低年齢攻略が求められるサイクルは死にゲーの中で断トツで難しく、新しい死にゲーの形を提示できている。
環境を活かせるカンフーアクションは癖があるものの理解できたタイミングでバトルがめちゃくちゃ面白くなる。
敢えてポリゴン感を残したキャラモデリングに魅力を感じなかったので普通のフォトリアルキャラにして欲しかったのが一番残念な点。
アプデで新モードが追加されてるのでもう少しプレイ予定。

MOD:UE4製なのでNEXUSに1000以上投稿されている。FF好きなら物理もあるティファMODはよく出来ており似合う。

●『ブルプロ』BLUE PROTOCOL(4時間くらい)

PC向けの国産アニメ調MMOアクションRPG。
同じアニメ調MMOの『幻塔』を半年以上プレイしていたので気になってプレイした。
まず、グラフィック品質は他のアニメ調作品と比較して断トツで綺麗。キャラクリも細かく調整できて子供~大人まで作ることができる。
また、『幻塔』はMMOと言いつつサーバーとチャンネルが細分化されたオープンワールドなので他人と出会うことが少なかったが、『ブルプロ』はエリア制でMMOらしく無数の人がいてわちゃわちゃ感が素晴らしい。とはいえ、これはサービス開始直後だからというのもある。
戦闘に関してはレベルが上がるとスキルが増えていくため、低レベルのスキルしか使えなかったが基本的なアクションは実装されており飽きずに楽しめそう。
クエストはお使いばかりと批判されてたもののMMOはそういうものなので特に気にならない。
『幻塔』を辞めて時間を作ったばかりなので、継続プレイはしないものの、今から『FF14』『原神』『幻塔』をやるくらいなら『ブルプロ』をやりたいくらいには楽しめた。
MMOなのでMODは調べていない。

●『FF16』FINAL FANTASY XVI体験版(3時間くらい)

説明不要のFFナンバリング最新作。PC版待ちだがPS5で体験版をプレイした。
引継ぎのできるチュートリアルパートはほぼムービーゲーとなっていて、個人的にはゲームという媒体においてカットシーンは減らしていくべきと考えているので印象はあまりよくない。
これとは別に召喚獣3体解放されている特殊なモードはバトルを主体にプレイすることができ、バトルの雰囲気はかなり良さそうに思えた。
『DMC5』の開発者がバトル担当らしいのでPC版が来るまでに『DMC5』をプレイするかもしれない。

●『ENDRAYS』(30分)


バンナム新人研修として作られた無料ゲーム。
マウスのみでプレイできる固定砲台型のヴァンサバライク全方位シューター。
『ヴァンサバ』が好きなのでプレイしたところ他の類似ゲームと違った感覚で面白かった。
大きな違いは倒すべき敵だけではなく、ビルなども破壊出来てそれがスコアに加算される点で爽快感が素晴らしい。
やり込み要素がスコアアタックくらいしかないため、他のステージやエンドレスモードがあるともう少し流行るかもしれない。

●『フォールガイズ』Fall Guysシーズン4(930時間~)

Epic版ほか、PS、Xbox、Switch全てでプレイできる基本無料のアスレチックバトロワ。
シーズン4になりステージクリエイトが追加された。
無料化される前の2020年発売当時からプレイしているものの、シーズン3が長過ぎ&途中から登場ステージ数が制限されてしまい多彩なルールやステージをプレイできる楽しみが薄まってしまった。
また、新ステージは全てステージクリエイトで作られたものでレースルールのみなのも残念。
今後拡張されていくはずなのでサバイバルルールのステージクリエイトが実装されたらまた面白くなるかもしれない。

●『AIバトラー』(プレイ時間:?)

チャットAIを使用したブラウザゲーム。API使用料のせいで月1回しか戦えないがandroid版では広告を見ることで何度も戦える。
キャラクターの名前とスキルを自由記述で設定することができ、その戦いをAIが判定するというテキストだけのゲーム?なのだが結果がハチャメチャで面白い。
毎日触るようなものでもないが、複数キャラクター作っておいてたまに確認するとバトルが仕掛けられており、その結果を読むだけでも楽しめる。
ルールを無視するようなスキル設定のキャラもいたりするので、その辺りを制限することが出来れば『ポケモン』や『モンスターファーム』のようなグラフィックありの対戦ゲームとして成立するかもしれない。

●『FF7RI』FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE(58時間)


原作『FF7』のミッドガル脱出までのリメイク作品。MOD使用のためにEpic版をプレイし、Epicはレビュー投稿できないためここに書く。
元々は原作の仲間キャラも一部しか加入せずパーティ編成ができないことを理由に購入しないつもりで、PS4版発売当時に一通り配信で視聴していた。
今回はMODでパーティ編成を変えてプレイしたのでバトルに関して妥当な評価はできない。

『聖剣3ToM』のようにグラフィックやシステムを現代向けに変更し、シナリオは原作準拠+追加要素のあるものが個人的に理想のリメイクなので、シナリオ改変のある本作はマイナス点。とはいえ、先が気になる展開にはなっていたので改変自体は受け入れられる。
最大の問題は、どうでもいいシーンを引き伸ばしすぎ。女装の準備や列車墓場など原作で一瞬で終わるパートをオリジナルキャラまで追加してだらだらと引き伸ばされてもひたすら怠い。
そもそも、原作ミッドガルは数時間で終わるチュートリアルパートであり、ミッドガルを出てからが面白くなるのにそこまでを一作とすることに無理がある。
3Dでミッドガルを構築する物量的に分作になったのであれば、壱~八番街スラム全てを移動できるくらいに作り込むべきで、シナリオ改変したのならそういった所も描いてほしかった。

また、一応原作通りではあるものの完全に一方通行なゲームとなっており『FF13』と似た印象を受ける。しかも、クリア後ですらフィールドを回ることもできないため、やり込み要素は2周目ハードという作りでこれは大きなマイナス点。
シナリオ改変したのなら、クリア後の状態で全エリアを回れるような作りにして、ついでにパーティ編成もできるようにしてほしかった。

バトルについては、アクションとコマンドが上手く融合しているもののベースはコマンドバトル。回避やガードでノーダメを狙えるような作りではないのでアクションとしてはイマイチ。とはいえ、コマンド好きにはいいシステムだと思う。

UE4製のグラフィックは手放しで褒められる素晴らしい出来。MODも充実するので今後もUEで作ってほしい。
オープンフィールドとなり、仲間も増えるはずの『FF7リバース』は期待している。

関連記事:PC版『FF7R』本編ユフィ加入などパーティ編成MOD
関連記事:PC版『FF7R』システム系MOD&チート紹介

●進化する三目並べ『マルバツゲーム進化論』(5時間くらい) [以下初回執筆分]

『ニーア』のヨコオタロウさんが「一気に遊ぶべき」とおすすめしていたブラウザゲーム
元は戦略性のない単純な三目マルバツゲームに新たなルールが追加されてどんどん難しくなっていくのが非常に面白かった。
一応ストーリーがあり、終盤は数字が分からなくなるという仕掛けが用意されていて、難易度ハードは本当に難しく何度挑んでも正攻法ではクリアできなかった。
攻略法としては2手先を読んだり相手の勝ち筋を真似するのがセオリーだが、それだけでは勝つのは難しい。
おそらく意図的な裏技(?)として、間違えた手札をぶつけるとHPが減るとともに手札が補充されるという仕様がある。
これに気付くことができたので、闇のゲーム5戦目は敢えて間違えて相手の予想できない手札を補充してなんとか勝つことができた。
「三目並べなんて簡単」と思う人ほど是非プレイしてみてほしい。

●『THE FINALS』プレイテスト(2時間以下)


オブジェクト破壊が売りのチームシューター。期間限定のプレイテストをやってみた。
まず、今まで対人FPSを全くと言っていいほどプレイしてないので基本操作に戸惑う。
一応コントローラーで全て操作できたものの慣れてないのですぐにやられる。
また、ゲーム内ではルール説明もあまりないので何をしていいのかが分からない。対人FPSの基本的な立ち回りを知らないのもあって面白さを感じる前に辞めてしまった。
慣れてる人なら壁や床を破壊して他のFPSにはない立ち回りができるらしいので日本でも流行りそうな気がする。

●『FF15WfE』Final Fantasy XV: War for Eos(9か月~)

『FF15』IPを使ったスマホ向け戦略シミュ。2023/2にリリースされandroid版をプレイ中。
前作『新たなる王国』は未プレイで、今作も合わないと思いつつ触ってみたらドハマりして課金プレイ中。(月額2000円程度)
第一にUIがサクサクでロードがほぼ皆無なのがいい。だらだらと続けていた『リィンカネ』はUIもロードも重かったのでサクッと辞めることができた。
街作り&戦争パートは前作と同じようだが、今作には『FF15』キャラによる戦闘パートも用意されていて見た目的な再現性が高く、多少の介入要素もあり思いのほか楽しめている。
また、戦略シミュ自体が初プレイなので際限なく強化できるのが何とも言えない気持ちよさがある。
それなりに忙しいものの、ストーリーを追体験できるキャンペーンモードクリアまでは続けたい。(リリース時点では6章まで実装)

関連記事:『Final Fantasy XV: War for Eos』にハマったので簡単に攻略と注意点

●『ウォーロン』Wo Long: Fallen Dynasty体験版(4時間)


Team NINJAによる三国志ハクスラ死にゲー。
『FFオリジン』が非常に面白かったので体験版をプレイした。
『FFオリジン』にもあった『SEKIRO』の弾きに相当する「化勁」パリィが特徴のシステムとなっているが、2作と比較すると全ての攻撃が「化勁」だけで対応できるので死にゲーとしては難易度が低めに感じた。(とはいえ最初のボス戦で20回くらいかかった)
体験版最後に「ガードしながら化勁」できることに気付いたので実際はもっと簡単になるはず。
『SEKIRO』も『FFオリジン』も防御行動に3択を求められるのが面白さに繋がっているので「化勁」一辺倒なのはもう少し考えて欲しかった。
一方の探索面では今作はジャンプがあるのでフィールドを立体的に探索できて面白い。今後の死にゲーはジャンプを必須で実装して欲しい
キャラクリも自由度が高めだったので余裕があればプレイしたい。

●『DQチャンプ』ドラゴンクエストチャンピオンズCBT(2時間)

ドラクエのターン制コマンドバトルを採用したスマホ向けバトロワ。
CBTに当選したためandroidでプレイした。
バトロワと言いつつドラクエらしくソロでもバトロワ風に遊べるストーリーモードが用意されていてCBTではそちらをメインでプレイしてマルチは1戦だけやった。
まず、ソロのストーリーはあってないようなもので先が気になるようなものではない。
バトロワモードは探索して強化するのは多少面白さは感じるものの、元々ドラクエの戦闘が合わないのもあり今後もプレイしたいとは思えなかった。
とはいえ、ドラクエ好きはバトロワをプレイすることはないはずなので、バトロワ+コマンドバトルはワンチャン流行るかもしれない。

●FFオリジンやり直し+DLC3『DIFFERENT FUTURE』(300時間~)


『仁王』のTeam NINJAによるハクスラ死にゲー『FF』外伝作。Epic版を引き続きプレイ。
DLC2をSteamDeckでやろうと試行錯誤していてデータが消えてしまったため最初からやり直した。
初見ハードではクリアを優先して後半のボスはノーマルに落としてしまったため、やり直しでは道中の雑魚はチートで蹴散らし、ボス戦は全てハードで無事クリアできた。
DLC2およびDLC3もクリア&全強化ボスも撃破してやり直しから約90時間で「次元の迷宮」を除き完全クリアできた。
追加ボスや強化ボスはどれも鬼畜仕様にもかかわらず、何度負けても楽しいと思える作りでボス戦は文句なしの神ゲー
DLC3でビルドの幅も広がり、ライト勢でもプレイできるモードもあるので万人におすすめできるゲームとなった。
「次元の迷宮」はエンドコンテンツなのでどこまでプレイするか分からないが300層までは少しずつ進めていきたい。

MODPC版『FFオリジン』MOD導入方法&チート紹介

●『Loop Hero』(2時間)


ドット絵キャラが一本道を周回するだけの高評価ローグライトインディー。
Steam好評率93%となっており、無料配布されていたEpic版をSteamDeckでプレイした。
キャラクターは自動で一本道を周回しつつ戦闘しており、プレイヤーは一本道周辺の施設を設置して戦闘で入手した装備を変更するだけなのだが難易度バランスが絶妙で非常によく出来ている。
ゲーム性としてはPSPの『勇者のくせになまいきだ』が近い感じなのだが、それよりもやるべきことが分かりやすく永続アンロックなども用意されてるため中毒性が高い。
時間があればやりたいところだが、少しゲームをするときは『FFオリジン』に費やしているためインストールしたまま放置中。
MODNEXUSにいくつかある。

●『Gatekeeper: Eclipse』(1時間)


『ヴァンサバ』と『Risk of Rain2』の融合を掲げたローグライトシューター。
年内発売予定となっておりデモ版をSteamDeckでプレイした。
日本語対応しておらずルールが分かってないのも大きいが、『ヴァンサバ』と異なりエイム&発射しないといけないため、難易度が高めで合わなかった。
見下ろしシューターの『ガンジョン』はかなり楽しめたのでルールが理解できれば楽しめるかもしれない。

●『洞窟物語+』Cave Story+(2時間以下)


2004年に公開された2Dドット横スクの個人開発インディーゲームの強化版。
インディーの先駆けタイトルのようで特に海外で評価が高いらしい。
無料配布されていたEpic版をSteamDeckでプレイした。
が、2D横スクが合わないジャンルかつ昔のゲームなのでユーザビリティが不親切でかなり遊びづらくてすぐに辞めてしまった。
ストーリーに定評があるようだったのでネタバレサイトで全て読了。

●『クッキークリッカー』Cookie clicker(放置1000時間~)


説明不要の元祖クリック&放置ゲーム。
過去2回ブラウザ版をプレイしておりセールを機会に購入した。
当時に比べて施設やミニゲームなど要素が大量に増えていてブラウザ版リリースから9年目にもかかわらず今後アプデも予定されていて文句なしにおすすめ。
Steam版はMODも簡単に入れられるので未プレイで興味がない人でも一度触ってみて欲しい。

関連記事:Steam版『クッキークリッカー』自動化などのおすすめMODと導入方法

-2023/3/22

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