無料配布ゲームを中心に感想やMOD&チートのリンクをまとめていきます。
前回記事:無料配布ゲーム等のプレイ記録2023年10~12月
●『Stellar Blade』ステラーブレイド体験版(2時間)
韓国発のスマホソシャゲ『NIKKE』の開発会社による初コンソールタイトルの一本道系アクション。
PS5独占タイトルであり買う予定はないものの体験版をプレイした。
『NIKKE』と同様に『ニーアオートマタ』の影響を受けたと公言されており、美少女を操作するスタイリッシュアクションとなっている。荒廃した世界観やボーカル付きの美しいBGMも『ニーアオートマタ』を彷彿とさせる。
戦闘におけるジャスト回避と射撃も『ニーアオートマタ』感があるものの、パリィ(ジャストガード)を主体として敵の体勢を崩すという『SEKIRO』に近い調整となっている。実際に初見でボス撃破は少し難しめであり、代わりにイージーモードも用意されている。
『SEKIRO』の発明した防御=攻撃となるシステムは『FFオリジン』でも非常に楽しめたので本作のバトルもかなり好み。PCに来たら購入検討するくらいには好印象な戦闘だった。
スキルツリーや装備が色々用意されていそうだったので成長要素やカスタマイズも楽しめそうな気がする。
現状はキーコンフィグがなさそうなのが懸念事項であり、『ニーア』『SEKIRO』『FFオリジン』で可能だった回避からダッシュへと移行できないのがストレス。
●『DORONKO WANKO』泥んこワンコ(3時間)
●『SAND LAND』サンドランド体験版(2.5時間)
鳥山明氏による短編連載作品の映画に合わせたゲーム化。砂漠が舞台のOWアクションRPG。
原作は既読済み(ほぼ覚えてない)、映画は未視聴であり、発売時期が『百英雄伝』と被るため購入予定はないものの体験版をプレイした。
データが引き継げる形式ではなく、いわゆる体験版専用のデータで一部エリアをプレイできる形式だったが体験版においては乗り物が強すぎて生身での戦闘が全く楽しめなかった。肝心の乗り物での戦闘も大味に感じた。とはいえ、鳥山メカを体験させる意図があった様子なので、製品版でカスタマイズパーツが大量に増えると楽しくなりそうな余地はある。
一方で体験版にはキーコンフィグがないのが致命的。特に生身での回避はR2でやりづらく仮に慣れたとしても、乗り物でのR2は射撃であり、真逆の操作を同じボタンで行うという最悪な配置になっている。
また、頻繁に乗り物を使うのに乗り物を呼ぶリングメニューも十字キー右で押しにくい。
少なくとも生身操作のキーコンフィグがなければ買わない、低評価原因となるくらい初期配置が酷いのでもし製品版になければアプデで実装すべき。
●『Tower of Fantasy』幻塔エヴァコラボ(1.5時間)
原神風の基本無料アニメ調MMORPG。
2022リリースから半年以上月パス課金して辞めていたが、「エヴァンゲリオン」とのコラボでエヴァキャラが使えると知って1年ぶりにプレイした。とりあえず溜まっていた石でアスカスキンはゲット。
2段ジャンプ、空中回避、フックショットやマウントなどOWとして移動のストレスがなく戦闘と探索が最高に楽しいと思って当時プレイしていたものの、デイリータスクの重さや一向にコントローラー操作に最適化されないUIなどに疲れて辞めてしまった。
今回復帰してデイリーに関しては改善が見られたものの、UIについてはむしろ悪化しているように感じてコンテンツはプレイする気になれなかった。
スマホ対応なので難しいとは思うが同じMMOの『FF14』のUIくらいは目指して欲しい。
●『STARNAUT』スターノートEA(14時間~)
『エルシャダイ』のスタジオによるTPSのヴァンサバライク。執筆時点でアーリーアクセス。
ヴァンサバヒット後に多数のフォロワー作品が登場して数本プレイしたものの、見た目や成長システムが多少異なる程度であり、3Dで作られていても見下ろし視点ばかりなので結局は本家『ヴァンサバ』と似たような体験にしかなっていなかった。ヴァンサバライク=エイム不要なオートシューターであることは大前提としてツインスティック系は除外。
それらに対して本作はカメラ回転可能な3Dのオートシューターとなっていて、多数のフォロワー作品と異なり3次元的に動き回ることができる。もちろん敵も3次元的に接近してくる。
3次元になったことでジャンプなども可能となり、本作には2段ジャンプや高速移動や超大ジャンプできるニトロも実装されているためキャラクターを動かすだけでも楽しい。高機動力に合わせてステージも縦方向に広大に作られている。
一方で本作の成長システムは『ヴァンサバ』やフォロワー作品と異なりレベルアップ時の3択制ではなく溜めたコインを使って自由強化となっている。どれを優先するかという戦略性はありつつも自由に強化できるためにランダム性が少なく毎回似たようなビルド構成を選んでしまい、あまり苦戦せずにクリアできてしまう。難易度バランスやシステムの根幹に関わってしまうので難しいことは理解しつつもランダム性はもっと欲しい。
製品版として完成したらプチレビュー予定。
●『スカルアンドボーンズ』Skull and Bones OBT(4時間)
●『Goat Simulator 3』(4時間)
●『Go Mecha Ball』(2時間)
●『P3R』ペルソナ3リロード(4時間)
●『パルワールド』Palworld(30時間~)
●『ヘッドバンガーズ』Headbangers: Rhythm Royale(2時間くらい)
●『Subway Surfers』(15分)
世界で40億DLされているスマホ向けの基本無料ランナーゲーム。直訳すると「地下鉄サーファー」。
『GTA6』のトレーラー再生数が話題になった際に史上最多(3.6億)再生されたトレーラーのゲームと知って触ってみた。
参考:『グランド・セフト・オートVI』のトレーラーが史上2番目に多く再生されたゲームのトレーラーに 『Minecraft』を上回る
ランナーゲームは過去にいくつか触ってそれなりに楽しんでいたものの全て横スクであったのに対して、本作はスマホ縦持ちで奥に進んでいくのが特徴。
奥に走りながら迫ってくる障害物を避けるために3レーンを左右に動いたり、ジャンプしたりスライディングしたりなど上下左右のフリック操作のみで完結する。ランナーゲームとして斬新ながら要所は押さえてあり面白いのだが、40億DLされるほどのゲームとは正直思えなかった。
どんなゲームか知ることはできたので即アンインストールした。
●『WILD HEARTS』ワイルドハーツ(32時間)
●『グラブルリリンク体験版』GRANBLUE FANTASY: Relink Demo(2時間くらい)
Cygamesのスマホ向けRPG『グランブルーファンタジー』のコンソール向けアクションRPG。
2016年に2018年発売予定と発表されて当時少し期待していたら延期に次ぐ延期で2024年にようやく発売となった。
PS5向けの体験版をプレイした。スマホの『グラブル』は未プレイ。
アニメ調として最高峰のグラフィックで10人以上のプレイアブルキャラに対して異なるアクションや能力を用意してるのが驚異的。
スタイリッシュ寄りのアクションでジャスト回避ジャストガード、カスタマイズ可能な4つのアビリティ、ゲージを溜めて発動する必殺技などド派手で気持ちよく戦える。
操作するキャラと仲間3人を選んでバトルを行えるので色んな組み合わせを楽しめる。
しかし、本作はアクションRPGと言いつつメインクエストは広めのステージ制となっている様子。世界を冒険するようなエリア制ならともかく、おそらくメインミッションとして各ステージをクリアしていく方式らしく個人的に期待していたものと違った。
また、エンドコンテンツになるであろうオンラインマルチはミッションが始まると探索などもなくすぐにボス戦。たしかに周回を考えると効率的かもしれないがあまりにも味気なく何度もプレイしたいと思えなかった。
また、本作にはキーコンフィグが実装されていないのが致命的。特に回避がR2なのはこれだけでプレイ断念するほどやりづらい。
体験版なので点数は付けないがキーコンフィグが実装されない限り安くなっても買わないと思う。
MOD:NEXUSにそれなりに投稿されている。
●『ロケットレーシング』Rocket Racing(3時間くらい)
EpicGamesの『ロケットリーグ』(Rocket League)の開発陣による『フォートナイト』(Fortnite)内に実装された無料レースゲーム。
そもそも『フォートナイト』はおそらく世界一プレイヤー数が多いゲーム(2024年時点でユーザー数5億人、月間アクティブ1億人、最大同接600万人以上)なのだが、これまでプレイしたことはなくレース系は好きなのでこの機会にプレイしてみた。
PCスマホ各種CS展開されており基本無料でプレイ可能。
まず、『フォートナイト』を起動すると無数のゲームが表示される。これは「UEFN」(Unreal Editor for Fortnite)というユーザー制作コンテンツであり、例えば『Only Up』のようなゲームがプレイできる。
もちろん全て無料であり一生遊びきれないほどのコンテンツがある。
メインのバトロワ以外にも『マイクラ』のような『レゴフォートナイト』や音ゲーの『フェスティバル』などはEpic公式が用意した大規模コンテンツとなっている。今回そこに『ロケットレーシング』が追加された様子。
ようやく本題の『ロケットレーシング』について。
本作はカジュアルな最大12人の対人周回レースゲームとなっており、基本機能としてドリフトブーストやジャンプなどが可能。『マリオカート』のような妨害アイテムは存在しない。
最大の特徴は任意のタイミングで壁や天井を走れること。障害物をよけるためであったりショートカットを見つけたりなど独特な体験ができる。
しかし、カジュアル操作でそれなりの爽快感を得ることはできるものの、対人戦の駆け引きなどはほぼなくコース取りやプレイングスキルのみで決まるレースとなっており、周回を繰り返してタイムを縮めることくらいしか目標はないのでそこまで好みではなかった。
とはいえ、本作をプレイすることで『フォートナイト』全体のバトルパスが進行するので、ジャンプ作品などの魅力的なコラボスキンがあれば『ロケットレーシング』だけをプレイしてパスを完了させるということも可能であり選択肢が増えたのはありがたい。
●『スカイリム』The Elder Scrolls V: Skyrim Special Edition(4時間)
●『キメキャワ限界ビートちゃん』(30分)
フリーゲーム投稿サイトUnityroomに投稿されたクリック音ゲー。話題になっていたのでPCブラウザでプレイした。
まず、工場勤務で限界を迎えている女の子が妄想でノリノリになるという発想が斬新。見た目だけでプレイしたくなるほどの魅力がある。
システムとしては工場ラインを流れてくるフルーツをリズムに合わせて潰すとバイト代が貰えて各種強化が可能というもの。ライン1本にノーツが流れてくるだけでしかもスルーしてもコンボは途切れないので音ゲーとしては作りは浅い。
しかし、バイト代により強化が可能なためいわゆるクリッカー系+音ゲーという新たなジャンルの片鱗を体験できる。
現状は30分でコンプできる程度の強化要素しかないため、曲や強化要素を大量に用意すれば有料でも売れる気がする。
●『FC6』Far Cry 6、ファークライ6(10時間)
関連記事:『Far Cry』シリーズMOD導入方法と『FC6』おすすめMOD&チート紹介
●『ロマサガ2』Romancing Sa・Ga2(2.5時間~)
-2024/4/3
MODDERが増えることを願ってこの記事を書いたので、MOD制作&投稿までしても…